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「月島学生工房」発表会終了のお知らせ                                                 ―月島のまちづくりを考える明治学院大学の学生ワークショップ―

 明治学院大学は、中央区の月島地区をモデル地区としてとりあげて、学生から見た月島の地域社会を調査研究するために、「月島学生工房」の活動を立ち上げました。
月島学生工房は、街歩き、ワークショップを開催したり、地域の活動に参加して、月島の魅力を再発見するとともに、商店街や地域住民と交流して、地域づくりの意見やアイデアを整理します。この活動を通じて、月島の住民、まちづくりリーダーや住民グループとの交流を深め、まちづくり提案を作成して、町の商業者、住民に提案するとともに、将来的には地域と大学が連携して、学生による商店街サテライトキャンパスの導入を検討して、地域づくりを継続的に支援することを検討します。
東京の都心である中央区の月島、佃地区では、高層マンションの開発が急増して、新たに転入する住民が増加したことから、地域社会は大きく変貌しています。月島の商店街は、子どもから高齢者まで、あらゆる年齢層の住民が、安心して快適な時間を過ごすことのできる、生活に密着した地域の商店街でしたが、近年は「もんじゃ焼」の商店街として全国に知られています。
 月島学生工房は、明治学院大学が中央区との協議のうえ、月島の地域団体(商店街、町内会など)などと連携して推進します。

▼月島学生工房のホームページ
http://www1.meijigakuin.ac.jp/~tgkiwa/
□ 活動主体:明治学院大学社会学部社会学科岩永ゼミ(26名)
□ 活動テーマ:月島地域における草市の再構築課程を通してみる都市部コミュニティの現状と課題
□ 活動期間:平成17年6月 - 平成19年3月

□ ご報告
 去る2月18日(土曜日)、午後6時半から8時半まで、月島区民会館にて「月島学生工房」の学生によるまちづくり案の発表会がおこなわれました。佃、月島の地域住民の方、東京と中央区役所の区民部や商工課の方、また日本橋でまちづくりにかかわってきた区議会委員の方などにも来ていただき、挨拶や肯定的・批判的コメントなど、今後の活動の助けになる多くの言葉をいただきました。「学生工房」一同、心より感謝申し上げます。
 さて、当日発表会後、地域住民の方より「学生たちといっしょになにかやりたい」と声をかけていただいております。「月島学生工房」としては、2005年度のメンバーを「第1期生」とし、2006年度の「第2期生」として参加予定の学生諸君と、今後は、発表会で提案したまちづくり案をひとつでも実現すべく、地域住民の方と協力してさらにプログラムを具体化してゆきたいと考えております。
 また、この活動を通して、大学と地域社会と行政との新しい関係を模索してゆきたいと考えております。今後とも、多方面からのご支援・ご助言をよろしくお願いいたします。

□ 次回活動:3月;発表したまちづくり案の実現に向けて
      (月島学生工房の「第1期生」から「第2期生」への活動の引き継ぎ)

□ 問合せ先:
明治学院大学社会学部 助教授 岩永真治
108-8636東京都港区白金台1-2-37
Email:iwanagas@soc.meijigakuin.ac.jp

社会学部


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