2006年1月20日
2005年度クリスマス献金の報告とお礼
今年度のクリスマス献金も、多くの方々からお心のこもった献金をいただき
総額718,534円となりました。以下のように明治学院の学生・教職員あるいは卒業生が関係しているキリスト教主義の福祉施設や諸団体の他、今年度は特に災害に見舞われた地域への支援金として各団体にお届けしました。
明治学院宗教センター
明治学院大学宗教部長 司馬純詩
フィリピンのホームレス救援として 218,534円
キリスト教の理念に基づく国際的な非営利団体ハビタット・フォー・ヒューマニティと協力して、フィリピンで劣悪な住環境の下にある人々に、住宅を設置して、提供する活動を支援します。2006年夏に予定しているワークキャンプの際に、明治学院大学の学生を通じて献金します。
フィリピンの子供たちへの奨学金として 150,000円
2002年本学学生がワークキャンプで家を建てたBANAI村の就学できないフィリピンの子供たちへの奨学基金となります。2,000円で現地高校生の一人あたりの年間学資を援助する事ができます。
パキスタン地震被災地支援として 200、000円
昨年10月8日午前8時50分、パキスタン北部でマグニチュード7.6の地震発生。被害は、パキスタンのほかに隣接するインド、アフガニスタンに及んでいます。犠牲者は約8万6,000人、被災者は400万人にのぼり、家屋を失った人315万人以上とスマトラ沖地震の被災者100万人を大きく上回っています。過去100年で同国が遭遇した最も強い地震といわれています。日本赤十字社を通して送金します。
学校法人 日本聾話学校 東京都町田市 80、000円
米国宣教師A.Kライシャワー博士とL.Fクレーマ女史により1920年に創立された日本で唯一の私立聾話学校です。耳の不自由な子どもたちが、聞いて、話しをすることができるようになる聴覚主導の口話法を土台として、明るく、やさしく、たくましく、そして本当に賢い人間、一口で言えば、しっかりした人間を育てる人間教育を教育目標としています。
横須賀基督教社会館 神奈川県横須賀市 30、000円
キリスト教精神に基づき「安心して子どもを生み育てられる社会」「だれもが共に生きられる社会」「長寿を喜べる社会」を基本理念にコミュニティーセンターとして各種地域福祉事業を実施しています。(保育所、高齢者、身障者デイサービス事業、居宅介護支援事業、身体障害者相談支援事業、隣保事業など)
バット博士記念ホーム 東京都町田市 30、000円
家庭に恵まれない子どもたちに家庭的な養育を行なうことを目指しているキリスト教主義の施設。
賀川豊彦記念・松沢資料館 東京都世田谷区 10、000円
20世紀を駆け抜けた、世界的にも稀有な人物、賀川豊彦の事業活動および著作に関する膨大な資料文献、原稿等は、日本近代史の貴重な資料です。資料館は賀川豊彦の信仰と実践とを広めるため、これらの資料を収集、整理、保存し、一般に公開し、調査研究に資することを目的として開館されました。
※ なお12月11日開催の宗教部主催英国大使館クワイヤクリスマスチャリティコンサートでの献金総額は250,000円となり、英国大使館クワイヤより“小児ガンのためのタイラー基金”に届けられました。また、この献金の中より明治学院白金校舎礼拝堂改修工事のための50,000円の寄付もいただきました。
感謝とともにご報告いたします。
(1) College Women's Association of Japan(CWAJ)への奨学金・教育基金として
CWAJは世界数十カ国からの女性会員が教育・文化の交流を通じて社会に貢献
することを目指している団体です。様々な奨学金などの運営をしています。
(2) 共同の家 プアンステップハウスへの活動資金として
共同の家プアンは、何らかのトラブルでシェルターでの生活を余儀なくされた外国
人女性とその子どもたちが独立し社会へ復帰する前に、暫くの期間、徐々に
社会復帰へ順応していくためのステップハウスです。
(3) HIVと人権・情報センターへの支援金として
(4) 2005年長野知的障害者オリンピック(2 - 3月開催)への支援金として
(5) 新潟中越地震被災者義援金として(日本赤十字社を通じ)
以 上