2005年度白金キリスト教週間全体テーマ : 学院スピリッツ期間:10月17日(月) - 10月21日(金) |
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「学院スピリッツ」について学校ランキングシステムでは計れない何か、明治学院は長い歴史の中で常にこれを持ちつづけた。文明開化の諸先達が外国に学んで大規模な学校を創るよりも前に、ヘボンら外国人宣教師が幾多の困難を克服して日本人のために創った学校である。キリスト教主義のもとに、民族と国家を超越した価値観に従った学校である。地球の未来を見据えて、学院スピリットに学ぼう。 司馬 純詩(宗教部長・国際学部教授) 「預言者の視点に立って」10月17日(月)12:35 - 13:00 明治学院大学戦争責任告白弱い者がますます弱くされ、強い者がさらに強くされる社会は滅亡に向かうと預言者は語る。混迷する世界の中で私たちは預言者の言葉に聞く必要があるのではないか。預言者の言葉に耳を傾け、時代を見すえてゆきたい。
小暮 修也(明治学院高校教諭) 「憎しみを愛に」10月18日(火) 12:35 - 13:00 井深梶之助明治維新の名の下に激動の社会変革が起き、そこには対立と利害による「憎しみ」が連鎖した。明治学院はその時代の只中に設立された。聖書により「憎しみを愛に」は今日も同様の課題が問われているのでは…
木村 知己(日本キリスト教団 南久が原教会牧師) 「どんな人間に」10月19日(水) 17:30 - 18:00 総括人間は誰しも、その人なりの「人柄」を持っています。その人柄には、明らかに良し悪しがあります。どうしたら人柄の良い人間として生きて行くことができるか、これこそが人生にとって最大の問題にほかなりません。
久世 了(学院長) 「ヘボンとペリー提督」10月20日(木) 12:35 - 13:00 ヘボン幕末の開国はまさにこの国にキリストの福音を伝えるための神の摂理であり、それを真正面から受け入れた堀田正睦・岩瀬忠震の幕臣と、日米修交条約調印後間髪を入れず、来日し伝導に励んだヘボンこそ神の使徒でした。
大島 智夫(横浜市立大学名誉教授) 「賀川豊彦と現代」6月3日(金) 12:40 - 13:00 豊川豊彦明治・大正・昭和にかけて、社会的弱者のために献身的な働きをした賀川豊彦の思想と実践は、豊かさの中にあっても様々な歪みを抱える現代社会に、今改めて重要なメッセージを語りかけています。
加山 久夫(賀川豊彦記念松沢資料館館長・本学非常勤講師) ビデオ上映会『親分はイエス様』10月21日(金)15:00 - 1354教室 キリスト教週間企画
ミッション・バラバという元極道の伝導グループの夫婦たちが本映画のモデル。「誰だって人生やり直せます。本当です。」このことを、彼らの夫婦愛で証明している、その感動の事実をもととしての映画化である。本作は、ヤクザ映画でも宗教映画でもない。男と女のギリギリの命の衝動。絶望の底で壊れ行く男たちの確信と尊厳。限界を超える不安の中で、愛を継続する苦悩と孤独に戦う女たち。そこから一体何が生まれるのか。本映画は、すべての人間の信頼関係は夫婦愛から生まれるという真実を、新世紀のすべての夫婦たちに捧げる“映画の贈り物”でもある。
鈴木 啓之先生(シロアムキリスト教会牧師) Back |