2005年度横浜キリスト教週間全体テーマ : 私の隣人は誰ですか? Do for others期間:5月30日(月) - 6月4日(土) |
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「私の隣人は誰ですか?Do for others」について
明治学院大学は、140年に及ぶその歴史の中で、弱者に対する眼差しを常に持ち続けてきた。すでに1902年(明治35年)には、学院生が、日本最初の公害事件ともいえる足尾鉱毒事件被害者の窮状を視察旅行に行っているし、また本学の中から神戸の貧民救済運動に挺身し生協運動を始めた社会事業家、賀川豊彦を輩出したことも広く知られたことである。 水落 健治(宗教部長・文学部教授) 「『よきサマリア人の譬え』再び」5月30日(月) 12:40 - 13:00
フランス文学科教授。古代末期 - 中世の時代の哲学を研究しています。興味は登山とスキー、音楽。スキーはインストラクター級の腕前。大学では、明治学院管弦楽団部長教授。 水落 健治先生(宗教部長・文学部教授) 「被災地で感じた人と人とのつながり」5月31日(火) 12:40 - 13:00
新潟県出身なので、昨年の中越地震には本当に心が痛みました。被災地でボランティア活動をして感じたことをお話したいと思います。
藤井 小百合さん(国際学科4年生) 「ミッションに生きる」6月1日(水) 12:40 - 13:00
東京神学大学大学院卒。67年ベトナムにて孤児救済。プリンストン大学客員研究員を経て、現在、アジアキリスト教教育基金事務局長。 船戸 良隆先生(アジア・キリスト教教育基金 事務局長) 「互いに支え合う」6月2日(木) 12:40 - 13:00社会学部社会福祉学科助教授。キリスト教学担当。カトリック教会所属・在世フランチェスコ会会員(貞潔請願者)。13世紀のパドヴァのアントニオ研究に従事している。 今日の聖書箇所には、キリストが弟子の足を洗う場面が描かれています。師が弟子を洗う姿から、イタリアで体験したことも交えて、互いに相手の事を思いやり、仕える良さを分かち合いたいと思います。 手塚 奈々子先生(社会学部助教授) 「世界に希望をもたらす生き方」(善隣共生)6月3日(金) 12:40 - 13:00マルクス経済学を学んだ後、聖書の勉強をし、外国人女性と結婚。これまで世界50ヶ国以上で奉仕。趣味は石ころ集め。石ころの内に自分の姿を見るからです。 一年間で100万人の方々が餓死したといわれている1985年のエチオピア北部ゴンダール州。ひとりのおじさんとの出会いは私の生き方を変えました。現代日本に大きなチャレンジを与えています。 神田 英輔(日本国際飢餓対策機構 総主事) キリスト教週間企画 講演会21世紀最大の課題『飢餓』…私たちはどう取り組むのか?6月3日(金) 15:05 - 16:35 横浜校舎 420番教室にて ※ 入場無料毎日、2万5千人が餓死し、10億人近くが「絶対的貧困」に苦しんでいる地球家族。飽食に酔っている時ではありません。 「共に生きる」社会を構築するために、この世界的大問題に、ひとりひとりが自分の生き方を再検討し、行動すべき時が来ているのです。 決して他人事ではないこの問題を一緒に考えてみましょう。 日本国際飢餓対策機構 総主事 神田 英輔先生 2005年度戸塚祭り参加大学企画 ビデオ上映会賀川豊彦を知っていますか? 『死線を越えて 賀川豊彦物語』6月4日(土) 14:00 - 16:30 横浜校舎 420番教室にて ※ 入場無料
明治学院を卒業したばかりの賀川豊彦は病躯をおして神戸のスラムに入り、貧しい人々のために懸命の努力をしました。時代はかわっても、社会的弱者のために生きた賀川の生き方は、私たちの心に深く刻まれることでしょう。
日本国際飢餓対策機構 総主事 神田 英輔先生 Back |