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2007年度白金キリスト教週間

全体テーマ : 不条理の中で―私を支えた信仰

期間:10月15日(月) - 10月19日(金)

「不条理の中で私を支えた信仰」

 統一的な日本の教育は、首尾貫徹しているように見える。理数系は合理的、国語人文系も理論的である。突拍子のない変異はなく、歴史も一貫しているように見える。そこに学ぶ私たちは「偏差値」で簡潔に計られる。そのような世界にあって、なぜ人はなお苦しむことがあるのでしょうか。世と自分はどうして異なるのだろうか。自分の思いに反して、なぜ世は異なることを押し付けてくるのだろうか。時には耐えられないことを・・・。そんな思いをしたことはなかっただろうか。人生合理的に解釈できることはほんのわずかである。背後には膨大な不条理がある。「義のために迫害される人々は、幸いである。天の国はその人たちのものである。」(マタイ5-10)

宗教部長・国際学部教授 司馬純詩


10月17日(水) 14:45-16:15
シンポジウム

「不条理と信仰」

特別ゲストをお迎えします!!1254番教室 *入場無料
今年のキリスト教週間は、何故われわれは苦しむのか、苦しみの先に希望はあるのかというテーマです。(学院牧師 北川一明)


この地上には空しいことが起こる
善人でありながら 悪人の業の報いを受ける者があり
悪人でありながら 善人の業の報いを受ける者がある
これまた空しいと、わたしは言う
コヘレトの言葉8章14節


10月15日(月)大学礼拝 12:35-13:00 白金小チャペル

「逆転勝利の人生」
社会に出ますと、好天の時もあれば、必ず悪天候の時もあります。その悪天候の時に逃げないで、前向きに希望をもって対応する時、人生は豊かな実を結びます。ピンチはチャンスです。その時の人生の杖が聖書です。

三谷康人 (元カネボウ薬品会長)

1952年にカネボウ(株)に入社し、繊維、化粧品、薬品の仕事をしました。その間に、降格や左遷を経験しましたが、信仰に支えられ、最後はカネボウ薬品会長の職で終わりました。



10月16日(火)大学礼拝 12:35-13:00 白金小チャペル
「自分みつけ」
「自分探し」ということが流行っています。逆に私は「自分を見失う」という淋しさを体験しました。大きな病気のためです。しかしその時は、まだ知らなかった自分に出会うことができたのです。それも聖書の中で。

古川第一郎(南越谷コイノニア教会牧師)
元キリスト者学生会スタッフとして、明学ヘボン聖書研究会のお手伝いをさせていただきました。著書『心の解放と信仰』など。


10月17日(水)大学礼拝 12:35-13:00 白金小チャペル
「人生の転機―私の場合」
予期しない出会いや降って湧く出来事が、自分の人生を運命的に変えていくことがあります。私の人生の転機もまさにそうでした。しかし、この道を選んだことが必然であり、これで良かったのだと思える今を感謝しています。

ツルネン幸子(参議院議員ツルネンマルテイ氏夫人)
昭和22年生まれ。九大看護学校卒業後、郷里の別府で看護師として勤務。昭和50年にツルネンマルテイ氏と結婚。以後、人生のパートナーとして夫を支えている。一男一女あり。


10月18日(木)大学礼拝 12:35-13:00 白金小チャペル
「絶望を輝きに変える力」
芸能活動休止後、結婚。妊娠中に愛する夫がガンで他界。絶望の中で友人が贈ってくれたテープで神様に出会う。自ら終えるつもりだった私の人生がもう一度新しく始まり、今では百倍の祝福と愛に感謝する毎日です。

山本富美子(元アイドル歌手、不動産投資会社社長)
18歳でアイドル歌手としてデビュー。19歳で不動産投資を始め現在は数棟のビルを所有するビル経営者。「世界バリバリバリュー」に出演するなど各方面で活躍している。


10月19日(金)大学礼拝 12:35-13:00 白金小チャペル
「祈りは叶えられるか」聖書に書いてあることは、本当でしょうか。「どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。(マタイ18章19節)」こんなことが、あり得るでしょうか
北川一明(学院牧師)
ICU卒業。社会人経験を経て東京神学大学博士課程前期修了。現在、明治学院学院牧師。




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