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教職センターの
ご案内

明治学院大学は、開学以来の英学と人文・社会科学教育の長い伝統を背景に、志の高い優秀な教員を多く社会に送り出してきました。現在も多数の卒業生が中学校、高等学校、特別支援学校で教員として活躍しています。2010年に、幼稚園、小学校、特別支援学校の教員養成を目的とした心理学部教育発達学科が開設され、卒業生の活躍の場は、全国の幼稚園、小学校にも広範に広がっています。

明治学院大学を卒業したら学校や幼稚園の先生になりたいと考えている学生のみなさんは多いに違いありません。

しかし、先生になるためには課題が二つあります。ひとつは「教育職員免許状」を取得すること。もうひとつは「教員採用試験」に合格することです。

2016年に開設された「教職センター」は、この「教育職員免許状」の取得と、「教員採用試験」の合格を目指す学生のみなさんを、在学中はもちろんのこと、卒業後まで一貫してサポートする全学的組織です。

1年次から教職関連科目の履修を始めて、他の学生よりも多くの単位を取り、免許の種類によっては「介護等体験」をおこない、4年次には「教育実習」、そして「教員採用試験」へと言う具合に、みなさんが先生として教壇に立つまでの道のりは、決して平易なものではありません。一歩ずつ着実に歩みを進めていくことが必要です。みなさんのその歩みをサポートするのが「教職センター」の仕事です。

「教職センター」では、免許状に必要な授業単位を計画的に修得するための履修相談や、実習、採用試験に向けた情報、教員募集情報の提供を随時おこなうとともに、長年小学校長、中学校長、特別支援学校長、幼稚園長として、豊富な実績と教育経験を持つ「教職キャリアアドバイザー」の先生方による論作文対策や、模擬面接指導など、教職を志望するみなさんをマンツーマンで強力にバックアップする活動をおこなっています。

人が人を育てる、そして育てられる、という教師の仕事は、一生を捧げて悔いのない仕事です。教員になりたいという明確な目的を持っている学生のみなさんも、教職に興味はあるが、何から始めればよいか分からないというみなさんも、まずは教職センターに相談に来てみてください。そして教職センターを大いに利用してください。教職センターのスタッフ一同、みなさんの来室を心より歓迎いたします。

教職センター長 湯沢 英彦

教員養成の概要

■中学校・高等学校の教員養成

各学科*と教職課程では、中学校、高等学校の英語、フランス語、社会、地理歴史、公民などの教員を養成しています。
学科が開講する「教科に関する科目」と教職課程が開講する「教職に関する科目」の単位を修得することで、卒業と同時に教育職員免許状を取得することができます。
*芸術学科、グローバル法学科、国際キャリア学科、教育発達学科を除きます。


■特別支援学校[中・高]の教員養成(社会福祉学科)

社会福祉学科では、特別支援学校の教員を養成しています。
中学校社会、高等学校公民のいずれか、または両方の「教科に関する科目」、「教職に関する科目」の単位を修得しながら、社会福祉学科が開講する「特別支援教育に関する科目」の単位を修得することで、卒業と同時に特別支援学校の教育職員免許状を取得することができます。


■幼稚園・小学校・特別支援学校[小]の教員養成(教育発達学科)

教育発達学科では、幼稚園、小学校、特別支援学校の教員を養成しています。また、中学校教諭二種免許状(英語)を取得することができる副免許制度も用意されています(選抜あり)。
教育発達学科のカリキュラムは、2年次から3つのコースに分かれており、それぞれのコース毎に取得可能な教育職員免許状が異なります。

指導教員の紹介

中学校・高等学校の教員養成

       
氏名主な担当科目
石井 久雄 生徒・進路指導の理論と方法
板橋 雅則 道徳教育の理論と方法
岡明 秀忠 社会科・地理歴史科指導法2
日下 虎太朗 相談活動の理論と技法
星野 真澄 教育制度論

特別支援学校[中・高]の教員養成(社会福祉学科)

氏名主な担当科目
高倉 誠一 特別支援教育学総論
平澤 恵美 障害児・者心理学概論B
茨木 尚子 障害者基礎理論

幼稚園・小学校・特別支援学校[小]の教員養成(教育発達学科)

                     
氏名主な担当科目
岡田 悠佑 体育科指導法
小野 昌彦 教育相談の理論と方法
小保方 晶子 幼児と人間関係
海津 亜希子 障害児教育相談とアセスメント
垣花 真一郎 教育心理学
越智 拓也 理科指導法
鞍馬 裕美 教育の制度と経営
小林 潤一郎 知的障害の病理
小林 由利子 保育内容(言葉)
佐藤 公 社会科指導法
渋谷 恵 多文化共生教育
清水 美紀 保育内容総論
杉岡 千宏 特別支援教育学総論
辻 宏子 算数科指導法
手塚 千尋 図画工作科指導法
中村 敦雄 国語科指導法
根本 淳子 教育方法論
松嵜 洋子 保育内容(健康)
水戸 博道 音楽

免許状取得のサポート

教育職員免許状取得のために単位修得が必要な授業の履修指導、教育実習・介護等体験の事務手続き、免許状授与申請などを行います。免許状の取得について問合せがある場合は、以下の窓口までお越しください。

白金校舎

・中学・高等学校の教員免許、社会福祉学科で特別支援学校教員免許の取得を希望する学生

教務部学務教職課(教職担当)
本館(南ウイング)2階

・幼稚園・小学校の教員免許、教育発達学科で特別支援学校教員免許の取得を希望する学生

教務部教務課(心理学部担当)
本館(南ウイング)2階

・専修免許状の取得を希望する大学院生

大学院事務室
ヘボン館2階

横浜校舎

・教員免許の取得を希望する学生

教務部横浜教務課(心理学部担当、教職担当)
1号館1階

教員採用のサポート

教員採用支援を行います。教員採用について問合せがある場合は、以下の窓口までお越しください。

白金校舎

教職センター(教育キャリア支援課)
本館1階

横浜校舎

キャリアセンター(横浜)
5号館2階

よくある質問

教育職員免許状

Q:免許状はどの学科に所属していても取得できますか。

A:学科により取得できる免許状の種類が異なります。取得できる免許状については、こちらで確認してください。芸術学科、グローバル法学科、国際キャリア学科、情報数理学科は教育職員免許状を取得することができません。

Q:編入生ですが、免許状の取得はできますか。

A:取得することが可能です。入学時に履修相談をおこなうので、電話予約のうえ必ず出席するようにしてください。

Q:免許状の再発行は可能ですか。

A:免許状は教育委員会で発行されます。原則として再交付はおこなっていないようですが、免許状を取得したことを証明する「免許状授与証明書」を発行しています。詳細については、国際学科生は神奈川県教育委員会に、それ以外の学科生、大学院生は東京都教育委員会にお問合せください。個人申請で免許状を取得した方は、取得申請された教育委員会にお問合せください。

教員採用試験

Q:教員採用試験対策はいつから始めればよいですか。

A:筆記試験に向けた対策としては、3年生の夏頃から始める先輩が多いです。ただし、教員採用試験については早期化・複線化と言った見直しが行われているため、今後のスケジュール動向には注意が必要です。教員養成の基礎科目となる授業は、1年生から始まっています。この授業での学びが教員採用試験に結びついていますので、1年生のうちから、学業に励むことが大切です。また、学校現場を理解する学校ボランティアを経験することにより、教員をめざす意欲が一層強くなりますので、学校ボランティアを経験しておくと良いでしょう。

Q:教員採用試験は難しいですか。

A:めざす学校区分、教科、地域ごとによって、倍率は大きく異なります。しかし、多くの先輩が教員となり教育に携わっています。しっかりとした準備を行うことが結果に結びつきますので、あきらめずにチャレンジしてください。

アクセス

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