社会は人間と環境との関係性により形成されており、また人間は常に自分と他者との関係性を意識している。これらの関係性はいつも安定しているのではない。
社会学研究科では、これらの関係性の不安定化により直面する様々な社会の問題に対し、何故、そのような問題が生じたのか、その解決にはどのような方法があるのかを、社会科学の研究と教育を通して学び理解し、現実の社会に対応できる能力を習得した上で研究を深められる人材の育成を目指す。
博士前期課程では基本的な理論や研究方法を身につけることを教育の主眼とし、博士後期課程ではそれらの理論や研究方法を駆使して、将来の教育研究に携われる人材を育成する。
博士課程前期
所定の年限在籍し、本研究科の理念と目的に沿った教育課程と研究指導において所定の単位を取得し、修士論文(特に指示のある場合は研究課題修了報告に代えることができる)を提出して、審査に合格した者に、修士の学位を授与する。 詳細は、専攻ごとに定める。
博士課程後期
所定の年限在籍し、研究指導を受けて本研究科の理念と目的に沿った研究を行い、所定の単位を取得し、博士論文を提出して審査に合格した者に、博士の学位を授与する。詳細は、専攻ごとに定める。
博士課程前期
基礎科目・専門科目および調査手法・実習科目を幅広く開講する。さらに修士論文の中間発表および修士論文の提出に向けて、修士論文の研究指導を行う。詳細は、専攻ごとに定める。
博士課程後期
学会発表、研究科紀要や学術雑誌への論文発表を促し、最終的に博士論文の提出を可能にする研究指導を行う。詳細は、専攻ごとに定める。