私が専門としている比較文化論という分野には「異文化を理解するためには、自分たちの抱く偏見や先入観を省みるべし!」という諭しがあります。「海外の」とか「国の」といった単純な分類を拭い去り、同じホモ・サピエンスとして、お互いの出所や地域の特色について、ひいては自分たちと地域の関係について、具体的に楽しく語り合い、共に何ができるか模索し合ってみるところから「本当のわかり合い」は始まるのではないでしょうか?!