国内外を問わず、研究者や芸術家を招聘して、シンポジウムや講演会など様々なイベントを開催しております。


2015年1月22日

Liberlit Conference・言語文化研究所共催講演会 "Texts as Transformative Tools" (Plenary Talk of the Liberlit Conference 2015)

 Liberlit Conferenceは、文学部英文学科のMichael Pronko教授とPaul Hullah准教授が中心となり開催してきた、 英語教育と文学との関係を様々な角度から考察する学会です。 今回第5回会議では、Ira Nadel教授による招待講演が、言語文化研究所との共催により行われます。

Ira Nadel, Professor of English at the University of British Columbia, Vancouver, BC, Canada, studied at Rutgers and Cornell universities. His work and teaching has concentrated on the Victorians and moderns. Of particular interest have been Joyce, Pound, Woolf, Stein and Philip Roth, as well as the theory of biography. His publications include biographies of Leonard Cohen, Tom Stoppard and David Mamet. His published articles range from Dickens to Joyce and David Foster Wallace. He has also edited the Cambridge Companion to Ezra Pound and Ezra Pound in Context, also published by Cambridge. In 2011, his Critical Companion to Philip Roth appeared and in 2013, the critical study, Modernism’s Second Act. He is a fellow of the Royal Society of Canada and a UBC Distinguished University Scholar.

Liberlit Conference自体についてはhttp://www.liberlit.com/をご覧ください。

使用言語:英語

日時:2015年2月16日(月)11:40-12:50 
会場:白金校舎本館3階1301教室

講師
Professor Ira Nadel
(University of British Columbia)

※予約上要、入場無料。直接会場にお越し下さい。

お問合せ先:言語文化研究所 03-5421-5213

2014年12月5日

言語文化研究所主催講演会 「聖山アトスとはどのようなところか?《 ―アトスの位置とその意味・ギリシャ正教の人間理解と修道院について―

 「アトスとは、どういうところか、いまそこで何をしているのか《  毎年ギリシャの聖山アトスにでかける中西氏は、ホメーロスにも登場する聖山をエーゲ海から撮った写真ほか、 修道院(生活)の様々な映像を所有している。講演ではその豊富な資料を用い、この聖山の古代からの意味と、 現在のすがたを語る。

日時:2015 年 1月 10日(土曜日)14: 00~15: 30
場所:明治学院大学白金校舎 本館2階1251教室

講師
中西裕一氏
(日本大学教授、日本ハリストス正教会・東京復活大聖堂教会ニコライ堂司祭)

※予約上要、入場無料。どなたでもご来場いただけます。

お問合せ先:言語文化研究所 03-5421-5213 

2014年11月28日

明治学院ケルティック・クリスマス ふたりのイェイツ アイルランドの詩と、ハープ音楽 レクチャーコンサート

日時:2014年12月18日(木)
   開場18:30 開演19:00 終演予定20:30
場所:白金キャンパスパレットゾーン2階 アートホール

(第1部)
講師:西谷茉莉子
「W.B. イェイツ、人と作品:銀の鱒を求めて《
アイルランドを代表する詩人であり劇作家でもある、W.B.イェイツ(1865-1939)がどのような人物であったか、またどのような作品を 書いたかについてわかりやすくご紹介します。若い頃のイェイツは、アイルランドの神話や民話に着想を得た、幻想的な作品を数多く 生み出します。この時期に書かれた詩を数篇、「釣り人《と「魚《のモチーフに着目しながら読み解いていきます。
(第2部)
演奏とお話:寺本圭佑
「G.イェイツの業績とアイリッシュ・ハープ音楽《
グローニャ・イェイツは詩人W.B.イェイツの息子マイケルと結婚したアイリッシュ・ハープ奏者です。 彼女は19世紀に伝統が途絶えた金属弦アイリッシュ・ハープの復興や、アイルランドの国民的音楽家カロランの研究に功績を 残しました。昨年2013年4月18日に逝去したグローニャの業績をたどりながら、彼女が愛したアイルランドの伝統音楽をハープ で演奏します。

申し込みは必要ありません。入場無料。直接会場にお越し下さい。 

お問合せ先:言語文化研究所 Tel 03-5421-5213 

2014年10月24日

文学部芸術学科・言語文化研究所共催 『シュウ・タグチと田口 寧』 作品上映と講演

シュウ・タグチは、戦前戦後にかけて活動したニュース・ドキュメンタリー映画の監督プロデューサーであり、 そのご子息田口寧氏は明治学院大学卒業生で、またご自身も映画制作者でもあります。
今回は、両氏の作品を上映し、田口寧氏に今までの制作活動についてお話していただきます。

講 師:田口 寧氏
日 時:11月17日(月)午後3時~6時
会 場:白金校舎3号館3101番教室

上映作品
①1950年 シュウ・タグチ 製作演出 
「漁る人々《(25分)
(1952年世界USIS映画コンクール第1位受賞)
②1959年 田口寧製作 松尾一郎脚本・演出 
「コルト・ファンタジア《(10分)
③1967年 田口寧製作 松尾一郎脚本・演出
     「巨大船を造る《(29分)

解 説 『二人の作品と生き方』  山内隆治
(株式会社 日映映像 東京支社 支社長)

田口 寧 履歴
1951年 明治学院高校卒 
1955年 本大学文学部英文学科卒
1956-58年 フルブライト留学生としてUCLA大学院映画学科に学ぶ。1958年度後期授業としてUCLA-PARAMOUNT COURSEに従事、 同撮影所で1954年度アカデミー賞ノミネート作品映画「喝采(THE COUNTRY GIRL)《のプロデューサー、脚本・演出コンビの ウィリアム・パールバーグとジョージ・シートンに学生数人で毎週1回師事、「ネズミの競争(RAT RACE)《、「偽の売国奴 (THE COUNTERFEIT TRAITOR)《のシナリオ作成に参加
1958年4-8月 上記二人の推薦で、ジェリー・ルイス製作・主演、戦前から漫画映画、アニメーターでとしても有吊であった フランク・タシュリン演出の喜劇映画「底抜け慰問屋行ったり来たり(GEISHA BOY)《のテクニカルディレクターとしてパラマウントスタジオで働く
1958-99年 ㈱シュウ・タグチ・プロダクションズ、㈱ポルケの代表取締役・プロデューサー、フリー・プロデューサー として453本の記録、産業技術映画、ビデオを製作、34本の内外の受賞。
1965、69年 1年に1作品のみに与えられる広告電通賞を「MU-2 ビジネス・プレーン《と「コルト・ファンタジア《で2回受賞
1968年 第9回国際(OECD)産業映画祭(ウイーン)で「巨大船を造る《が第1位受賞、1999年には「巨大船を造る《と「MU-2《が日本短編映画秀作百選に入選

※予約上要、入場無料。直接会場へお越しください。
お問合せ先:言語文化研究所 03-5421-5213

2014年10月10日

Symposium on Number

日時:10月25日(土)13:00~16:30頃
場所:明治学院大学白金キャンパス 3203教室(3号館)

(プログラム)
13:00-13:40
平岩健(明治学院大学・准教授): 生成文法理論
Number Systems and the Faculty of Language: Issues in Number, Numerals, Agreement, and Beyond

13:40-14:30
根上生也(横浜国立大学・教授): 数学/位相幾何学的グラフ理論
「数の三態、四態:数学者が想う数の世界《

14:40-15:30
藤井友比呂(横浜国立大学・准教授): 生成文法理論
「文法数の'欠如'をめぐって ー 学際的言語研究における理論家の役割を考えるー《

15:30-16:20
渡辺明(東京大学・准教授): 生成文法理論
Numerals as a Cognitive Technology and the Innate Natural Number System 

使用言語:日本語 

近年、理論言語学の分野では、離散無限性 (discrete infinity) を扱う人間の数機能 (Number Faculty) と無限の再帰性 (recursion)を示す 人間の言語機能 (Language Faculty) との関連性が議論されるようになってきており、 number (数)は現在注目のトピックの一つであると言ってよい。 本シンポジウムでは一線で活躍する言語学者と数学者をお招きし、 それぞれの観点からnumberの様々な側面に関して議論する学際的研究の場としたい。

※予約上要、入場無料。直接会場へお越しください。

お問合せ先:言語文化研究所 03-5421-5213