明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2017年12月18日

2017年11月 わんぱく広場

朝夕冷え込むようになり、鍋が恋しい季節になりました。
11月11日~12日に行われたわんぱく広場の報告をさせていただきます。


11月11日(土)
朝到着し、午前中は地域の方からお話を伺いました。
震災が起きた時の避難所の状況や震災後の地域作りについてお話をしてくださいました。

震災後はそれぞれの悲しみを持っていながらも、地域のために動いていたという話が印象的でした。
また、震災の影響で地域によって人口のばらつきがあり、新たな地域づくりが課題にあがっています。だんだんと町に家が建つようになり、地域の方は少しずつ自分の家で暮らせるようになりました。そこで、人々が吉里吉里に住みたいと思えるように遊びの場を作ることを考えているそうです。
お話を聞いて、私たちも地域の人が集まるイベントに参加出来たらいいと感じました。

午後は吉里吉里学園小学部でわんぱく広場を行いました。
ドッジボール、鬼ごっこなど身体を動かす「動の遊び」、ミサンガ、折り紙など静かに遊ぶ「静の遊び」に分かれて子ども達と遊びました。子どもで何をやりたいと積極的に遊びを進めてくれたのでスムーズにたくさんの遊びをすることができました。
しかし、この日は、遊びが盛り上がっていく中で、子どもにケンカが起きたときに上手く仲介出来ないことが反省にあがりました。
活動終わりに先輩方にアドバイスをいただいて、1年生同士でも解決できるように話し合いました。


11月12日(日)
朝、地域の方々が朝市に参加させていただきました。
朝市は、震災前にも行われていて、今回は、震災後初めての朝市でした。
地域の方も今回上手くいったのでこれからも持続していきたいとおっしゃっていました。

朝市では、新鮮な野菜を売ったり、郷土料理であるひっつみ、おにぎりを配っていたりしていました。「ひっつみ」とは、小麦粉を用いた汁物の郷土料理のことです。私たちも地域の方々と交流ができて貴重な体験をさせていただきました。

この日は午前中に勉強会、午後にわんぱく広場を行いました。
勉強会では、宿題が終わっていた子には事前に学生が用意したプリントをやってもらいました。楽しく頭を使うクイズ、百ます計算、クロスワードなどを用意しました。

子ども達は分からない問題も学生と一緒に一生懸命解いてくれました。しかし、勉強会の参加人数が少ないことが課題にあがっています。もっと子ども達が学生と勉強することに興味を持ってくれるように工夫したいと思います。

午後ははじめにスライム作りを行いました。スライム作りでは、学生の話をしっかり聞いてルールを守って楽しんでくれたので、スムーズに進めることが出来ました。前日の反省をいかし、子ども達がどんな子なのか共有をした上で活動をしました。学生自身も前の日に比べて慣れていたこともあって特に問題が起きることもなく楽しく終えることが出来ました。

二日間子ども達と触れ合ってみて色々な視点で物事を考えることができてとても充実した活動になりました。子ども達も次回のわんぱく広場を楽しみにしてくれていたので嬉しかったです。


今回の活動も含めて、今までの活動で感じたことは「吉里吉里では地域で何かイベントがあるとなった時に参加する人が多い」ということです。若い世代の地域の方々も行動しようという意識があるからこそだと思います。また、地域の工夫として「○○のイベントは何月の何週目の何曜日」ときめて開催しているので、地域の方々も参加しやすいということでした。私たちも地域のイベントに参加することでたくさんの方々と知り合うことができて、今後、私たちがまだ知らない地域のイベントに参加させていただいたり、明学生を知ってもらえることで幅広い世代に向けた活動にも参加してくださる地域の方が増えたりすると感じました。

今回はわんぱく広場だけでなく、地域の方にお話をうかがったり、イベントに参加させていただいたりしました。このような貴重な時間を過ごせるのは地域の方々、日々支えてくださる皆様のおかげです。こころより感謝しております。


英文学科1年 桑山紗也香