明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2018年7月13日

2018年 6月活動 スタディツアー

暑さが日ごとに増してまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は6月16日、17日に行いました大槌・吉里吉里スタディツアーについてご報告いたします。今回のスタディツアーは、初めて吉里吉里を訪れる新入生が多いため、地域の方々との関係を築くとともに震災当時のことや地域性を学び、今後の活動を探ることを目的として行いました。

6月16日(土)
 初日の朝、吉里吉里に到着した後、吉里吉里公民館にて行われるお茶っこの会の準備をしました。お茶っこの会では、お話をしながら、私たちが考案した輪投げと穴埋めゲームを行いました。穴埋めゲームでは、吉里吉里にまつわる言葉をお題にすることにより、地域の方々から単語の意味も教えていただき、勉強になりました。その後、昼食の準備をお手伝いし、昼食を振舞っていただきました。吉里吉里の海の幸はとても美味しかったです。初めてスタディツアーに参加した学生には、地域の方々とたくさん交流できてとくに良い時間となりました。
 午後は、吉祥寺の高橋住職と吉里吉里学園小学部の外舘先生にお話を伺いました。高橋住職のお話では、震災当時のこと、お寺自体が避難場所になりどのようにして避難生活を乗り切ったか、これからの吉里吉里のあり方についてなどを伺いました。外舘先生のお話では、普段の子どもたちの様子や震災を経験していない子どもたちにどのようにして震災のことを風化させず伝えていくかなどを伺いました。新しく吉里吉里の活動に参加する学生にとっては、これから吉里吉里の子どもたちと関わる機会が多いので、子どもたちの様子を知る機会となりました。
 震災当時の出来事や吉里吉里について事前に自分たちが調べたことを改めて地域の方に伺うことで、当時の状況をより細かく知ることができました。また、私たち学生へのニーズも少しずつ変わってきているので、今後に向けて新しい活動をしていきたいと思いました。
 初日は初めて活動に参加する学生が多かったため、徒歩移動は町の雰囲気を感じる良い時間になったと思います。

6月17日(日)
 2日目となるこの日は、午前におらが大槌夢広場の語り部ガイドによる町案内をしていただき、震災当時の町や住民の様子を詳しく伺いました。初めて大槌町旧町役場を見学し、震災による影響が町にどれほど与えたかを実感しました。また、私たちが震災についての知識を得て、今後起こりうる災害に対して常に準備し、意識することが大切であると学びました。その後、大槌町文化交流センター(愛称:おしゃっち)を訪れました。様々なお店が周りに出店しており、来場者もたくさんいて賑わっていると感じました。おしゃっちがオープンすることによって、地域交流の場になり、また震災についての展示があるので、風化を防ぐ役割があると思いました。
 午後は、3グループに分かれて、吉里吉里の町を歩いて周りました。新入生にとって、どこに何があるかを歩いて確認することにより、これからの活動に活かせる経験となりました。町を歩く際に地域の方々や子どもたちとも関わることができ、地域の方々の温かさを感じました。
 町歩きをした後、吉里吉里公民館の近くに吉里吉里と明治学院大学のつながりの証となる黄色とオレンジのお花を植え、「すまいる花壇」と名付けられました。地域の方から以前からお話をいただいていたので、今回実現できて嬉しかったです。今後、活動に行く度に欠かさずお花の手入れをしていきたいと思います。
 今回のスタディツアーで初めて吉里吉里を訪れる学生が大半でした。吉里吉里についての知識が深まり、地域のつながりや明治学院大学とのつながりを学ぶことができ、次の夏活動に向けて意欲が高まりました。また、上級生にとっても、吉里吉里の現状や課題、地域の方々と新たな取り組みをすることができたので意義ある活動となりました。
 今回の活動を支えてくださった皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。今後とも活動へのご協力よろしくお願いいたします。


経済学部経済学科1年 五十嵐知希
経済学部経済学科1年 遊佐賢志郎
社会学部社会福祉学科3年 斉木良太