明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2018年10月24日

2018年 学習支援

暑さも和らぎ、秋風が涼しくなって参りました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
9月15日から17日にかけて行った「きりきりじゅく」の活動についてご報告させて頂きます。「きりきりじゅく」とは学習だけでなくスポーツやイベントを通して交流を図り、吉里吉里の子ども達自身が大学生という存在を身近に感じることでそれぞれの将来を考えるきっかけを作るのを目的にしているものです。

9月15日(土)
この日は釜石駅よりバスで吉里吉里一丁目に到着後、吉里吉里公民館に向かい除草作業とすまいる花壇の手入れを行いました。育て始めてから約3か月花は大きく成長しました。自分たちの花壇であるにも関わらず、手入れをする道具を持参していなかったという反省点もあり、今後考えなければならないなと感じました。昼食の後、翌日の郷土料理イベントの準備のための買い出しに行くメンバーと街を歩くメンバーに分かれて参加しました。私は町歩きのグループに参加しました。吉里吉里の緑豊かな自然を身をもって感じることができ、緑に囲まれることの少ない自分にとって貴重な時間になり、また空気もおいしかったです。

9月16日(日)
この日は、吉里吉里公民館で地域の方々や子ども達と一緒に郷土料理イベントを行いました。郷土料理イベントとは地域の方々や子ども達と一緒に郷土の味に触れ、世代間交流も図ることを目的としたもので、今回ごまご飯・さんまのすり身汁・ワカメのさっと煮を作りました。一緒に料理を作っていく中で吉里吉里についての風習や今回使った材料の豆知識などを知る機会になり、とても素敵な時間となりました。郷土料理が完成し、地域の方々と実際に作った料理を食べました。あまりの美味しさに自分はたくさんおかわりをしてしまいました。食事の後、震災当時の状況についての映像を見る時間をいただきました。スタディツアーの時に見た映像とはまた異なり、別の観点から改めて考えさせられるものもあり、震災当時のことをさらに知ることができました。また、今回は学生だけが見るのではなく、地域の方々と一緒に映像を見る大変貴重な時間となりました。映像の視聴が終了し、片付け等を行った後、地域の方のご厚意で「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされる蓬莱島を見学させていただきました。青い海に囲まれたとても美しい島で、子どものころ「ひょっこりひょうたん島」を見たことのある自分はとても興奮しました。吉里吉里の郷土料理や自然など様々なことを学ぶことができた一日となりました。

9月17日(月)
最終日は、午前中に吉里吉里公民館で学習会を開きました。子ども達が各自でもってきた宿題や事前に学生が用意したクイズなどを一緒に解きました。今回の学習会は少人数だったため学生と子ども達が席に交互に座るなどして交流を深めました。子ども達が宿題に取り組む姿は真剣そのものでした。また、明学生と子ども達が一緒に問題を解いている姿も印象的でした。午後からは場所を吉里吉里地区体育館に移し、スポーツ大会を開きました。スポーツ大会では、子ども達が一人で行動しないように目を配りながら活動しました。元気に走り回る子ども達に明学生も元気をもらいました。子ども達に合わせてバスケットボール、バドミントン、卓球などをし、交流することができ、学習会での勉強に取り込む姿とはまた違う一面を見ることができました。

この企画は一から自分たちで企画をした活動でした。活動を通じて、企画内容やリスク管理など今回の活動で多様な点で工夫が必要だということ等、学生各自反省点や気づきがありました。今回の反省や気づきを今後の活動に生かしていきたいと思います。また、地域の方々の温かさに支えられていることを改めて感じました。

今回の活動は私にとって三回目の吉里吉里の訪問となりました。活動に行くたびに吉里吉里の自然や地域の方々の温かさに触れ、ますます吉里吉里について知っていきたいと思いました。また今回の活動も多くの方々に明学生が支えられて活動を行うことができています。この場をお借りして感謝申し上げます。引き続き活動へのご協力、ご支援よろしくお願いいたします。

経済学部経済学科 1年 浪貝薫