明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2019年1月15日

2018年 吉里吉里マップ現地活動

寒さが一段と厳しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

12月15日と16日にかけて行いました、吉里吉里マップの現地活動についてご報告させていただきます。
現在私たちは、吉里吉里セクションでは「吉里吉里マップ」という地域の地図を製作しております。今回はそのマップづくりの資料集め、現場確認のために現地に赴きました。
今までの吉里吉里マップ製作の活動や経緯については下記URL(外部サイト)にてご確認ください。
http://gakuvo.jp/katsudou2018/collavo02/

12月16日(土)
午前中は、地域の方々にご協力いただき、私達があらかじめ準備しておいた地域の白地図を用いて、復興に伴い変化した建物の位置や新しくできた道のことなどについて確認してもらいました。中には駐在所など新しい施設や、お店の移転など、地域の方の力をお借りしなければ分からないような情報を伺うことができました。特に道路に関しては建設中のところもあり、把握するのが難しい中で地域の方々に状況をうかがえたのはマップを作成するうえで非常に貴重なことでした。
午後は崎山展望台と浪板地区の不動滝に行きました。今回は、地域の方々のご厚意でお車を出していただき、崎山展望台からの美しい眺めや、不動滝の荘厳な姿を見る事ができました。どちらも普段の活動ではとても行くことのできない場所だったので、我々が見てきたものを他の学生メンバーと共有したいと感じました。
崎山展望台と不動滝を見学した後、学生は2班に分かれて活動し、1つの班は浪板地区にある「ベルガーディア鯨山」で管理をされている方からお話を伺い、もう一方の班は午前中に地域の方々と話した内容などの確認を含め、吉里吉里地区をあらためて散策しました。
ベルガーディア鯨山では、なぜ「風の電話」が人目のつかないところに設置されているのかという事や風の電話に対する思いを伺う事ができました。そこで私たちは、風の電話はその存在を知るべき人が知る、使うべき人が使う、落ち着いた場所にあるべきだということを強く理解しました。
吉里吉里の方では普段活動でいかない地域を実際に歩き、新しい住宅街が形成されていたり、そこには公園があったりと実際に行かないとわからない事を多々見つける事ができ、調査の大切さを実感しました。


12月17日(日)
 地域の皆様より、浪板海岸からの日の出が綺麗だとの情報をいただいていたので、この日は朝早く起きて見に行くことにしました。海の奥にある山の端から少しずつ日光が溢れ出る様子は一言では表せない優雅なものでした。日の出を見たあとは浪板地区の散策を行い、浪板地区の弁天様や神社など普段の活動では行くことがなかった場所を見てきました。また「浪板海岸」駅が春に開通することになっており訪れてみることにしました。夏に見たときにはまだ施工中でしたが、今回では既に駅舎が完成していました。鉄道が開通する町の変化を少し垣間見る事ができました。
 お昼頃からは、偶然に神戸大学が浪板地区で活動しているとの情報を得たため、神戸大学の皆さんが主催するイベントに参加させていただきました。地域の方々とお昼ご飯を食べ、ケーキ作りやキャンドル作りをしました。普段私たちが活動できていない浪板地区の皆さんとお話をしたり、同じ地域で活動をする他大学生の皆さんと意見交換を行うなど良い機会となりました。


今回の活動ではいつも以上にたくさんの方々にご協力いただきました。学生一同改めて地域の皆さんの温かさや訪れたからこそわかる魅力に触れる機会となり、たくさんのことを学ぶことができました。また、同じ地域で活動をする神戸大学の学生さんとともに現地活動を行ったことはとても刺激になりました。今後の活動にも活かして行きたいという事もあり、素敵なご縁を作る事ができたと感じています。
 皆様にせっかくご協力いただいたのにも関わらず、完成度の低いマップにするわけには行きません。マップ製作に対する士気が一層増しています。より良いマップが完成できる様にこれからも頑張って行きたいと思います。

今回の活動でご協力いただいた地域の皆様をはじめ、日頃より活動を温かい目で見守ってくださっている皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いします。

経済学部国際経営学科1年 齋藤 源耀