12年度卒業論文
目次案・概要

<セシル>
 1 / 2 / 最終版

<ミシェル>
 1 / 2 / 最終版

<まいまい>
 1 / 2 / 最終版

<まゆゆ>
 1 / 2 / 最終版

<ラッパー>
 1 / 2 / 最終版

<かわしま>
 1 / 2 / 最終版

<ゆーめん>
 1 / 2 / 最終版

<えみし>
 1 / 2 / 最終版

<黒帝>
 1 / 2 / 最終版

<さちこ>
 1 / 2 / 最終版

<ニャンちゅう>
 1 / 2 / 最終版

<りんご>
 1 / 2 / 最終版

<はちべェ…>
 1 / 2 / 最終版

<ちえみん>
 1 / 2 / 最終版

目次案 2012.12.1版 <はちべェ…>


『エレキブームを通してみるギターに付与されたイメージ―雑誌「平凡」から』

第1章 序論
  1−1 なぜこのテーマか
    1−1−1 動機
    1−1−2 ギターという楽器
  1−2 なぜエレキブームか
  1−3 アプローチ
  1−4 本論文の構成

第2章 エレキブームとその背景
  2−1 ギターの基礎知識
    2−1−1 ギターの分類・名称
    2−1−2 ギターのエレクトリック化
  2−2 エレキブームとは
  2−3 ポピュラー音楽
    2−3−1 歌謡曲と芸能産業
    2−3−2 流行した音楽
      2−3−2−1 ロカビリー
      2−3−2−2 サーフィン
      2−3−2−3 グループ・サウンズ
      2−3−2−4 フォーク
  2−4 社会背景
  2−5 まとめ

第3章 『平凡』について
  3−1 雑誌『平凡』の歴史
  3−2 芸能誌としての役割

第4章 『平凡』にみられるギター
  4−1 調査方法
  4−2 調査結果
    4−2−1 1960年
    4−2−2 1961年
    4−2−3 1962年
    4−2−4 1963年
    4−2−5 1964年
    4−2−6 1965年
    4−2−7 1966年
    4−2−8 1967年
    4−2−9 1968年
    4−2−10 1969年

第5章 ギターと結びつくもの
  5−1 ギターをもつタレント
    5−1−1 小林旭
    5−1−2 橋幸夫
    5−1−3 舟木一夫
    5−1−4 西郷輝彦
    5−1−5 加山雄三
  5−2 エレキを弾くバンド
    5−2−1 ビートルズ
    5−2−2 ベンチャーズ
    5−2−3 GSグループ
  5−3 エレキと踊り
    5−3−1 ツイスト
    5−3−2 モンキーダンス
    5−3−3 サーフィン
    5−3−4 スイム
    5−3−5 ゴーゴー

第6章 ギターに付与されたイメージについて考察
  6−1 視覚に訴えるギター
  6−2 若者文化の象徴
    6−2−1 流行
    6−2−2 非行
  6−3 誰でも弾けるギター
    6−3−1 アマチュア
    6−3−2 自己表現
  6−4 まとめ

第7章 結論
  7−1 様々なイメージが付与されたギター
  7−2 不足する点




概要

 ゼミ活動を通じて、わたしはポピュラー音楽に固執しているということがわかった。クラシック・ロックを好んで聴き、触発されてはギターを弾いてきたが、それはポピュラー音楽自体への関心というより、「趣味」としてポピュラー音楽を身にまとうことによる、自分自身のアイデンティティ形成のためであった。卒業論文では、ポピュラー音楽がどのように若者のアイデンティティ形成に用いられるか、ポピュラー音楽を取り巻く言説を通して明らかにしたい。漠然と「ポピュラー音楽」といっても範囲が広すぎるため、ここでは「ギターを弾くこと」に対象を絞ることにする。具体的には、1960年代半ばに日本で巻き起こった「エレキブーム」を取り上げ、それをとりまく言説(雑誌・新聞・小説・映画など)を通して、ギターを弾くということはどのようなイメージを持たれていたか検証する。若者にとってギターを弾くことはどのような意味があったとされているか考察することで、ポピュラー音楽とアイデンティティ形成について、そしてポピュラー音楽に固執する自分自身を捉え直すことができるのではないかと思われる。



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