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芸術学科 Department of Art Studies

芸術を愛し、その素晴らしさを伝える人材を育成します

“芸術”や“アート”に関する知識、理論、歴史について学び、芸術の伝統と変革という視点を研ぎすましながら、芸術にまつわるコミュニケーションの在り方なども幅広く探求します。私たちは、“芸術”に対する興味を大切に育て、確信を持って学ぼうとする意欲には高度な専門知識で応えます。“芸術”や“アート”のことが頭から離れない学生を期待します。

芸術学科の特色

まず芸術を広く理解してから、自分の興味に合ったコースで深く学べる

Point 011年次

概論や通史など、音楽、映像、美術、芸術メディア、演劇などに関する全ての入門的な講義を通して、芸術に関する基礎力をつけると共に、自分の関心や方向性を探ります。

  • 各コース必修科目
  • 基礎的講義
  • 明治学院共通科目
  • 学内外でのイベント参加

Point 022年次

音楽学・映像芸術学・美術史学・芸術メディア論・演劇身体表現・総合芸術学よりコースを選択。少人数での文献・資料講読や、実践的な演習、学生が発表するゼミ形式を取り入れた講義科目も開講されています。

  • 各コースの基礎的演習科目
  • 本物に触れる体験授業

学外へのイベント参加はもちろん、学内での芸術家、研究者によるシンポジウムや講演会、演奏会、演劇公演など、さまざまな場面で、学生に本物の体験を提供しています。


Point 033・4年次

卒業論文が必修となる専門5コースでは、より密接に丁寧な指導を開始。総合芸術学コースでは、専門5コースが提供する科目群の中から各自の関心に沿って横断的な学びが実現できます。

  • 専門性を重視した演習や研究
  • 幅広い分野の専門科目
  • 学芸員科目や博物館実習(4年次)
  • 多彩な特殊講義科目
  • 卒業ゼミナール
  • 卒業論文

Program Structure(領域・流れ)

1年次はあらゆる専門領域から芸術を広く理解し、自分の関心や方向性を探ります。2年次には6つのコースから専門領域を選択し、本格的な探究がスタート。卒業論文が必修となる専門5コースでは、3年次からより密接に綿密な指導を開始。総合芸術学コースでは、科目群の中から各自の関心に沿って横断的な学びを展開します。

主な卒業論文タイトル(例)

  • ドビュッシーの音楽の分析と時代背景の考察
  • 『メメント』における「語り」の曖昧さ
  • VOCALOIDの〈声〉についての考察
  • 葛飾応為と≪吉原格子先之図≫の明暗表現について
  • 鈴木清順における映画と歌舞伎の関係性
  • 建築家ブルーノ・タウトと日本美術
  • ミュシャの芸術としてのポスター広告の考察
  • 『ライオンキング』におけるジュリー・テイモアの演劇手法

※ヘボン・キャリアデザイン・プログラムについてはこちらをご覧ください。

Topics

西洋音楽通史(1年)

どんな音楽でもそれが書かれた時代と社会を反映していますが、いまそれを聴く私たちの耳は現代の耳です。さまざまな時代の音楽を聴き、背後の事情にいろいろな角度から関心を寄せながら、現在に至る西洋音楽の流れをたどります。

映画史通説(1年)

映画は比較的歴史の浅い芸術ジャンルと言えますが、その世界は多様です。19世紀末の創成期の無声映画時代からトーキーまで、表現形式、技術面でなされた試みをたどることで、映画の理解を深めます。

日本・東洋美術史研究(3年)

特定の作家について深く研究するためのケース・スタディーを取り上げ、詳しく論じます。担当教員の専門を活かし、江戸時代の画家、明治時代の工芸家など多彩な作家の魅力に迫ります。

西洋美術史演習(3年)

絵画を理解するためにはまず「自分にはどう見えるか」という感性的な体験から出発し、画家が生きた時代の文化・社会・思想という歴史的な地平に立って知識を深め、授業での議論を通して自分なりの「見る/考える」視点を発見していきます。

私の学び

山口 幸治 Yamaguchi Koji 文学部 芸術学科3年 音楽学コース

群馬県 高崎高等学校出身

目指すのは人々の興味をそそる芸術の普及

高校時代、吹奏楽部に所属する一方でバンドを組み、映画鑑賞を趣味にしていたことから、将来は芸術分野に携わりたいと思っていました。ただし、自分はプレーヤーよりも運営側が合っており、座学が中心の明学の芸術学科を志望しました。この学科は先生も学生も個性派が多く、刺激や学びが多いです。また、それぞれの興味・関心に沿って多様なアプローチから研究が行えます。

私は主に音楽の歴史や社会、民族について勉強しています。コンサートホールや美術館・博物館などを運営する財団、あるいはイベント会社への就職を視野に入れていますが、ここで習得した知識を活かせば、より深く人々の興味をそそるような芸術やエンターテインメントの普及ができるのではないかと考えています。

ゼミナール紹介

演劇身体表現

穴澤ゼミ / 3年次 /
穴澤 万里子 教授

演劇身体表現の学びを通して豊かな教養で五感を磨き、あなたを輝かそう!

グループで演劇身体表現を考察しディスカッション

演劇身体表現論3年次演習2では毎年、その学年の色に合わせて後期の授業の内容を換えています。コロナ禍では対面とオンラインを駆使してベケットの不条理劇『ゴドーをまちながら』を読みました。グループワークなども活用しながら、学生たちの自主性を重んじ、演劇身体表現を日々探究しています。

芸術メディア論

古川ゼミ / 3年次 / 古川 柳子 教授

芸術・文化・人間・社会の在り方についてメディア論的視点で理解を深める

芸術、メディアに関する「好き」を追究する

従来の芸術の枠に収まらない芸術表現や文化活動を、人間と社会をつなぐさまざまな「メディア」との関係の中で研究する芸術メディア論コースゼミ。硬・軟を問わず幅広い関心を持つ学生たちが集まり、実践的な学びを通して一人ひとりの「好き」を極めています。

芸術学科オリジナルサイト

入学試験制度一覧

入学案内 (入試情報)

人材養成上の目的・教育目標

文学部芸術学科は、文学部の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、芸術学科の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。

芸術学科は音楽学コース、美術史学コース、映像芸術学コース、芸術メディア論コース、演劇身体表現コース、総合芸術学コースの六つのコースで構成されている。いずれのコースにおいても、いわゆる実技者養成を目的とはせず、芸術に関する理論、歴史、それにまつわるコミュニケーションのあり方などを幅広く、かつ深く学ぶ環境を整える。学生それぞれの芸術に対する興味の芽生えを大切に育て、人間・文化・社会に対する知的好奇心と批評的視野を養う教育を通して、芸術・表現活動に対する観察力、自らと他者の関わりへの洞察力、社会における問題を発見し深く考察する思考力、それを様々な表現媒体によって伝達する表現力、柔軟かつ斬新な発想をもって現実に向き合う実践力などを培い、さまざまな時代、状況における人間の創造行為や表現活動の諸相を理解して、新たな文化を構想する分析力や創造力をもった人材を養成することを目標とする。

卒業の認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)

文学部芸術学科は、文学部の「卒業の認定・学位授与に関する方針」に基づき、芸術学科の「人材養成上の目的・教育目標」に沿った人間を育成するため、所定の期間在学するとともに124単位を修得し、次の能力を身につけることを卒業認定と学位授与の要件とする。
具体的な到達目標は、次のとおりである。

  1. 人類の芸術・表現活動の歴史および、文化・社会との関わりに関する基礎的な教養を身につけている。
  2. 芸術に関する総合的な知識を獲得した上で、自らが専攻する個別専門領域における体系的な知識、あるいは領域横断的な知識を有している。
  3. 芸術についての学びを通し、既存概念にとらわれない幅広い知的好奇心や、様々な対象を自ら見て、聴いて、感じ、考え、理解する柔軟な感性を養い、専攻領域におけるあらたな問題提起と、その解決を提案する分析力および構想力、またそれを効果的に伝達する表現能力を備えている。
  4. 芸術学科で学んだ知識を基に時代・環境を越えて他者の営みを理解し、様々な表現媒体を活用したコミュニケーション力を活かしてより良い社会の構築に結びつける志向をもっている。

教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)

文学部芸術学科は、文学部の「教育課程の編成および実施に関する方針」に基づき、芸術学科の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「卒業の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。

芸術学科では、専攻領域における研究を目的とした専門教育と、芸術一般にわたる教養を身につけることを目的とした教養教育という2つの領域をカバーする授業を提供する。4年間のカリキュラムの流れは以下のように編成する。
学修成果については、授業への参画意欲を重視し、各段階および領域において必要な理論的・実践的な思考の深化や能力の蓄積を、レポート、試験、演習等を通して総合的に評価する。

  1. 1年次には、様々な芸術領域における専門科目の理解に必要な基本的な知識・技能を身につけるために、幅広く入門的な講義を設置する。学生各自が芸術全般に関する基礎力を獲得すると共に、自主的に専攻コースの選択ができるよう科目の配置・指導を行う。
  2. 2年次以降は、学生が自らの専攻コースを選択する。体系的な知識を教授する講義科目と同時並行的に、専門的な課題を扱う授業を多く開講し、演習や講読、少人数での文献講読やゼミナール形式の授業などを通して、具体的な課題を思考し、考えたことを表現・発表する機会を積極的に設ける。
  3. 3年次では、各専攻コースの専門的知識を深めることを目的とした「研究」「演習」科目を中心に授業を配置すると共に、さまざまなトピックを専門的に扱う「特講」や、社会における芸術・文化・表現活動に広く触れる機会を設け、芸術を通して自らを他へと開いてゆく経験を与える。
  4. 専門5コース(音楽学・美術史学・映像芸術学・芸術メディア論・演劇身体表現)の場合、4年次で卒業論文が必須となる。ゼミおよび卒論制作においては、学生たちが独自の視点から問題を提起し、またそれを的確に表現する力を養うために、指導教員は密接なコミュニケーションをもって卒業指導を行う。一方、総合芸術学コースでは卒業論文を課されないが、学生は各自の視点を持ち、教養分野における知識を幅広く充実させるために、総合芸術学コースおよび専門5コースから横断的に授業を履修し卒業要件を満たす。
  5. その他、所定単位を修得することによって多文化共生ファシリテーター/サポーターの認証資格取得も可能である。

入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)

文学部芸術学科は、文学部の「入学者の受入れに関する方針」に基づき、芸術学科の定める「人材養成上の目的・教育目標」に照らして、芸術学科の「卒業の認定・学位授与に関する方針」および「教育課程の編成および実施に関する方針」に沿って、次のとおり「入学者の受入れに関する方針」を定める。

  1. 求める人材像
    1. 芸術学科の学びに取り組む上で、知識・技能、思考力・判断力および文章読解力・表現力等において、高等学校等で修得すべき基礎的な能力を身につけている。
    2. 芸術・文化への強い関心をもち、それらを理解したいという意欲や、新たな文化やより豊かな社会の可能性を切り開こうとする意欲をもっている。
    3. 本学の教育理念である“Do for Others(他者への貢献)”を理解・共感し、現代社会に生起する様々な問題に関心をもち、芸術学科における主体的な学びを通して共生社会の担い手となる意欲をもっている。
  2. 入学者選抜の基本方針
    上記「求める人材像」に掲げる基礎的な能力、志および意欲をもっているか否かを評価する。
  3. 入学者選抜の種類と評価方法
    入学者選抜にあたっては,「一般入学試験」または「特別入学試験」を行い,「入学者選抜の基本方針」に則って評価する。入学者選抜の種類として,一般入学試験による「全学部日程」,「A日程」,「B日程」のほか,大学入学共通テストを用いた「大学入学共通テスト利用入学試験」がある。そのほか「自己推薦AO入学試験」,「指定校推薦入学試験」,「系列校特別推薦入学試験」などの特別入学試験がある。  評価方法も試験の種類によって,筆記試験のほか小論文により論述表現力を重視するものや面接により知的好奇心や学習意欲をみるものなどがあり,これらの試験を通じて本学科で学び,社会で活躍する人材を選抜する。とくに表現力・コミュニケーション力などを重視する。

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