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芸術学科

英文学科 | フランス文学科 | 芸術学科

“芸術”や“アート”に関する知識、理論、歴史について学び、芸術の伝統と変革という視点を研ぎすましながら、芸術にまつわるコミュニケーションの在り方なども幅広く探求します。私たちは、“芸術”に対する興味を大切に育て、確信を持って学ぼうとする意欲には高度な専門知識で応えます。“芸術”や“アート”のことが頭から離れない学生を期待します。

芸術学科の特徴

本学科は実技修得ではなく、人間・文化・社会との関わりの中で芸術そのものや、その背景までをも総合的に学ぶことのできる日本の大学のパイオニア的存在となる学科です。

1年次にあらゆる芸術分野の領域を学習、2年次より専門領域へ

6つのコース(5つの専門コースと総合芸術学コース)

音楽学コース

現代における音楽の材料を歴史と理論をもとに、多角的に考察。世界各地の民俗音楽やポピュラー音楽を古典から現代まで幅広く学び、自分なりの音楽の世界観を構築します。

映像芸術学コース

厳選した100本の映画作品を鑑賞し、討論を重ねながら映像体験を積みます。作品に託されたメッセージを読み取る視点を修得。また、ビデオ撮影し批評し合う講義も開講。

美術史学コース

世界のあらゆる地域の美術をターゲットに、美術を深く多面的に考察。研究者や学芸員をめざすことも、生活の中の視覚イメージを解読する力を身につけることも可能です。

芸術メディア論コース

従来の芸術の枠に収まらないさまざまな文化的事象に、メディア・コミュニケーション・文化社会学の視座から探究。ワークショップなど実践的な学びを通して柔軟な思考を身につけます。

演劇身体表現コース

舞台芸術の豊かさを、演劇、バレエ、ダンス、ミュージカル、伝統演劇など、古今東西の舞台芸術の歴史や理論、その可能性、意味など多角的に探求します。また、身体技法の実習、実践型講義も開講。

総合芸術学コース

音楽学・映像芸術学・美術史学・芸術メディア論・演劇身体表現の専門5コースを横に紡ぎ、幅広い授業のラインナップから芸術をとらえます。広い視野を持った芸術の理解者を育みます。

学芸員資格

学芸員科目を履修することで、国家資格である学芸員資格を取得することが可能です。学芸員には、美術史学など特定分野の専門知識だけでなく博物館の使命や運営、収集品の管理と保全、安全で効果的な展示の企画と実施法など、広範な知識や技能が要求されます。

4年間の流れ

多様な領域の第一線で活躍する教員が実践的な講義を展開

カリキュラム

※年次は、当該科目を履修できる最低年次を表します。
※教職課程についてはこちらをご覧ください。
※ヘボン・キャリアデザイン・プログラムについてはこちらをご覧ください。

主な科目紹介

Close-up①音楽学基礎演習

音楽学の基礎を学びながら、各自、与えられた課題について資料を集め、研究し、その成果の発表(プレゼンテーション)を通して、学問的分析・考察の方法を身に付けます。

Close-up②西洋美術史演習

西洋美術史の新しく興味深い研究論文をベースに学生主体で発展研究を行います。春学期に論文講読し、秋学期には各自がテーマを選んで発表・討論します。

Close-up③日本・東洋美術通史

高校までは接する機会が少なかった日本および東アジアの美術について、魅力的な入り口を紹介。ビジュアル資料を駆使して目覚ましい造形を見せていきます。

Close-up④映画史通説

100年を超える歴史を持つ映画ですが、芸術としてはまだ新しいジャンルです。短いながらも濃密な歴史を、表現、思想、技術面などからたどっていきます。

Close-up⑤メディア・コミュニケーション論序説

テレビやインターネットだけでなく、情報や意味を媒介するさまざまなものを「メディア」と捉え、その歴史をたどりながら芸術表現や文化活動との関係を学びます。

Close-up⑥身体表現論概説

身体についてさまざまな角度からとらえ直します。古今東西の演劇やダンスなどの魅力的で優れた舞台芸術、身体表現の試みを取り上げ、映像を多用して考察します。

Close-up⑦現代社会と芸術

文化、芸術は、常にその時代や社会の動きを反映しています。さまざまな新技術が人間の意識や表現方法をどう変化させたのか、視聴覚資料を多用して学びます。

Close-up⑧芸術学概論

人間精神を表出するテーマのもと、西欧の美術作品を通し、音楽、映像など他分野における表現例にも触れながら、芸術作品のより深い理解への到達を目指します。

主な卒業論文タイトル(例)

  • ドビュッシーの音楽の分析と時代背景の考察
  • 宗教改革期における西洋音楽研究
  • VOCALOIDの〈声〉についての考察
  • チャップリン映画における音の機能
  • 鈴木清順における映画と歌舞伎の関係性
  • 建築家ブルーノ・タウトと日本美
  • ミュシャの芸術としてのポスター広告の考察
  • 『ライオンキング』におけるジュリー・テイモアの演劇手法

私の学び


岡田 悠里
Yuri Okada
文学部 芸術学科(2018年卒)
静岡県立 浜松北高等学校出身

観点が180°変わる映像に想いを込める

幼少期から映画好きのため、映像表現による「表象」を学術的に、さらに総合的に芸術そのものを学びたいと考え、芸術学科を選びました。専門領域から芸術に対する理解を深め、2年次には映像芸術学コースを選択。古今東西の映像作品から、1年間で80本以上を鑑賞し、1作品1ページ以上の分析と感想を手書きでまとめたノートを作成したことにより、知識の深化を実感。映像に込められた制作者の意図や社会・宗教的な背景を読み取れるようになったことで視野が広がり、一つひとつの作品と能動的に向き合えるようになりました。また、学科内のライブラリーでは、豊富な映画作品がいつでも無料で借りられるため、映画好きには夢のような場所です。この学科で磨いた感性や洞察力を仕事にも発揮していきたいです。また、卒業論文では海外のアニメーション映画を題材に、英語の文献を参考にしながら書き進めました。

岡田さんの海外への一歩おすすめ法:「分析と読解によって育まれる、知的好奇心」

映画理論の枠組みを習得し、理論的思考やプレゼン能力を高める「映像理論演習」で「なぜ人はホラー映画を通じて、恐怖を感じるのか?」を映像分析や論文読解から考察。恐怖心を論理的に学ぶことで、知的好奇心が育まれました。多彩なジャンルの映像作品に数多く触れることは、多様な思考力につながると思います。

履修モデル(例)2年次春学期

卒業後の進路

芸術学科生の卒業後の進路の特徴として、クリエイティブな職業に進む傾向がみられます。たとえば、音楽マネジメント、学芸員、映画イベントプロデューサー、漫画家のような専門職や、出版、放送、広告、芸能関係、 IT業界やファッション業界などの企業に 就職する人が増えています。一方、芸術学科で培った企画力、コミュニケーション 力などを基礎に、一般企業や公務員としてユニークな活躍をしている人も多く、大学で学んだ人間の表現とそれを享受する社会に関する深い洞察力があらゆる場面で活かされています。

主な就職先(2015~2017年度)

AOI Pro. /青森テレビ /あとらす二十一 /枻出版社 /映像機器システム社 /NHKメディアテクノロジー /オリコム /カプコン /京都アニメーション /クリーク・アンド・リバー社 /サンリオ /東映アニメーション /日本ヴォーグ社 /マイナビ /タウンニュース社 /電通クリエーティブフォース /NTTデータ・フィナンシャルコア /SOMPOシステムズ /日本ユニシス /富士ソフト /ヤフー /U-NEXT /ワークスアプリケーションズ /資生堂ジャパン /バーニーズジャパン /ユナイテッドアローズ /レリアン /高津装飾美術 /阪急阪神ホテルズ /コクヨ /日鉄住金物産 /ジェーシービー /第一生命ホールディングス /三井住友海上火災保険 /三井住友銀行 /カッシーナ・イクスシー /Francfranc /三井デザインテック /ジェイアール東海ツアーズ /日本郵便 /ドーバー洋酒貿易 /市川市役所 /日本赤十字社
2018年3月7日現在

入学試験制度一覧

入学案内 (入試情報)にてご確認ください。