言語文化13号

言語文化13号 / 1996年3月

特集:宮沢賢治生誕100年

西谷修 宮沢賢治─歴史と内在
守中高明 二人、あるいは喪の光景─宮沢賢治における倫理の問い
千葉一幹 修羅論=堕落論
富山英俊 「青森挽歌」を読む、聴く
杉浦静 「春と修羅 第二集」考─音楽用五線ノートをめぐって
栗原敦 歌・口語・文語─昭和3年の宮沢賢治
鈴木健司 童話集『注文の多い料理店』発刊をめぐって─発行者・近森善一の談をもとに
工藤進 「風野又三郎」
吉田文憲 移動する力について─「風の又三郎」を読む
道又爾 「セロ弾きのゴーシュ」をめぐって
石塚繁幸 モナド《6》─宮沢賢治作品における〈6〉の意味について
西勝 宮沢賢治の信仰についてのメモ─『摂折御文・僧俗御判』と、その時代
天沢退二郎 《宮沢賢治》の100年─発受信史の試み
ホメーロス輪読会訳 『イーリアス』(11)