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言語文化29号
言語文化29号 / 2012年3月
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特集:近代日本と西洋音楽
樋口隆一 近代日本の洋楽受容 手代木俊一 ヘボン塾と明治の讃美歌 岩田ななつ 島崎藤村と西洋音楽 ―付・新資料藤村原稿「耳の世界」(明治学院大学図書館所蔵)紹介 岡部真一郎 芥川作曲賞の現在と未来 ―その来し方行く末を通して見る日本の作曲界 久保絵里麻 鈴木鎮一と日本のヴァイオリン教育 林淑姫 「日本の20世紀音楽」断章 ―瀧廉太郎から武満徹まで 生田 康夫 『イーリアス』における身体 --- 編集後記 西洋美術とジェンダー ―視ることの制度
鈴木杜幾子 趣旨 新保淳乃 貧者のジェンダー ―近世イタリアの救貧主義と貧者像の変容 米村典子 「偉大さ」と女性芸術家の神話 吉田典子 オランピア、ナナ、そして永遠の女性 ―マネ、ゾラ、セザンヌにおける絵の中の女の眼差し 馬渕明子 午前コメント 味岡京子 教会装飾と女性芸術家 ―両大戦間期を中心としたフランスにおける宗教、植民地主義、モダニズムとの関わりの中で 香川檀 現代美術における〈蒐集〉の技法とジェンダー ―コレクションの主観性/作家性 中嶋泉 日本戦後美術のジェンダーを考える 天野知香 午後コメント --- ディスカッション --- 著者紹介