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言語文化31号
言語文化31号 / 2014年3月
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特集:1960~70年代日本映画と世界――どのように見られ、語られたか
--- 緒言 平沢 剛 世界における1960~70年代日本映画の批評、受容、研究をめぐって マイケル・レイン 『何の、そして誰のために』――戦後英国における日本映画の受容の再考察 マリオ・ピエドラ 1960年代から70年代のキューバにおける日本映画の存在と受容 マチュー・カペル シンクロ/非シンクロ、あるいは60年代における日本映画とフランス映画評論とのすれちがい ジュリアン・ロス 「もうヨーロッパに何も期待しなくていいんだ」日本の非商業映画・実験映画ヨーロッパ公開史 アン・ニ 1960年代、70年代の日本映画と 80年代の中国文化空間 キム・ソンウク 禁止と抵抗――大島渚という運動体への問いかけ ニコル・ブルネーズ 十二の「小さなヴェトナム」――反ニュース映画史における足立正生と若松孝二 足立 正生 世界同時的な新しい映画作りへの模索――足立正生監督講演 エリカ・シューハルト (通訳:樋口隆一) ベート-ヴェン 危機からの創造的飛躍 エルンスト・ヘルトリヒ (訳:小林幸子) ベートーヴェンと宗教 小林幸子 ワーグナー資料の収集家メアリー・バレルとバレル・コレクション 森本美恵子/末永理恵子 ルネ・シュメー編曲「春の海」をめぐって 生田康夫 「笑い」から見たホメーロス --- 編集後記 Tomiyama Hidetoshi Miyazawa Kenji and Gary Snyder-An Encounter of Similar Poetics?