言語文化17号

言語文化17号 / 2000年3月

特集:日本のマイナー文学

宇波彰 「マイナー文学」再考
高澤秀次 小林勝論─植民地朝鮮の日本人
斎藤真理子 わかりさうなすがたのひと─鄭芝溶のこと
垂水千恵 呂赫若と『陳夫人』─1942年以降の呂作品を中心として
四方田犬彦 立原正秋 日本のマラーノ文学
金両基 アイデンティティの確立と自死に惑った金鶴泳
辻信一 「アジア的身体」の可能性─梁石日の『血と骨』を中心に
門間貴志 覚書き 李學仁とその周辺
ジャック・レヴィ ことばの無形を繕うこと─李良枝の「由煕」をめぐって
ホメーロス輪読会訳 イーリアス(15)
Bernadette Lemoine(工藤進・訳) 招待研究講座●ラフカディオ・ハーンの世界と日本の自然