言語文化18号

言語文化18号 / 2001年2月

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特集:1968/現代を照射する古典

四方田犬彦 1968への序文
門間貴志 ミッキー・マオと赤い孫悟空
四方田犬彦 パリ、東京─五木寛之と大島渚
ジャック・レヴィ 別の〈享楽〉
(裸とゲバの熱風*秋山祐徳太子/早く本編を撮りたいな*足立正生/華々しい時代の影で*姜尚中/あのころは、革命が起せると本気で信じていた。*木下長宏/無題*_秀実/32年目の回顧*張競/70年の頃*辻井喬/ジャズ、フリージャズ、そしてインプロビゼーションの彼方へ*土取利行/『気狂いピエロ』に始まる*中条省平/映画と、高校紛争と。*日原章介/三バカ最初の頃*平岡正明/青春伝説序論*福間健二/三つの出来事*堀浩哉/何でも美術*美濃ちどり/わたしにとっての1968年*矢川澄子/身体を見つけた場所*山田せつ子) アンケート
宇波彰 1968年の私
工藤進 68年─「無責任」への分岐点
天沢退二郎 1968年─私自身による私自身
徳永宗雄 消えゆく古典学
工藤進 名詞文と日本語
野津寛 最初のヨーロッパとヨーロッパ人に関するノート
金子佳司 古代ギリシアの視点から
松田治 アキレウスの死――クイントゥス『トロイア戦記』から
滿田郁夫 クセイノスといふギリシャ語について
ジャン=ピエール・ルヴェ(訳・工藤進) 文明と古典語研究――21世紀の世界の課題
Jean-Pierre LEVET CIVILISATION ET ETUDE DES LANGUES CLASSIQUES UN ENJEU MONDIAL POUR LE XXIeme SIECLE
ムハンマド・オダイマ(訳・武田朝子) 講演●アラブ現代詩について
ホメーロス輪讀會訳 イーリアス(16・完)
--- 編集後記