「2012年度長谷川ゼミの軌跡」



(1)振り返りレポート

 <セシル>

 <ミシェル>

 <まいまい>

 <まゆゆ>

 <ラッパー>

 <かわしま>

 <ゆーめん>

 <えみし>

 <黒帝>

 <さちこ>

 <ニャンちゅう>

 <りんご>

 <はちべェ…>

 <ちえみん>


◆ゼミ用語集(別窓)



(2)12年度卒業論文 目次案・概要

 <セシル> 1 / 2 / 最終版

 <ミシェル> 1 / 2 / 最終版

 <まいまい> 1 / 2 / 最終版

 <まゆゆ> 1 / 2 / 最終版

 <ラッパー> 1 / 2 / 最終版

 <かわしま> 1 / 2 / 最終版

 <ゆーめん> 1 / 2 / 最終版

 <えみし> 1 / 2 / 最終版

 <黒帝> 1 / 2 / 最終版

 <さちこ> 1 / 2 / 最終版

 <ニャンちゅう> 1 / 2 / 最終版

 <りんご> 1 / 2 / 最終版

 <はちべェ…> 1 / 2 / 最終版

 <ちえみん> 1 / 2 / 最終版




◆ ウィンドウを閉じてお戻り下さい。

目次案 2012.12.1版 <まいまい>


『好感度の政治学 ―ファッション誌『steady.』に見る言説分析―』

第一章 序論
  1-1 ファッションに注目するきっかけ
  1-2 なぜ『steady.』なのか
    1-2-1 『steady.』とは
    1-2-2 就職活動と『steady.』
    1-2-3 ファッションで好感度を上げる
  1-3 好感度の政治学とは
    1-3-1 ミシェル・フーコーの政治学
    1-3-2 北山晴一氏の権力モデル
  1-4 本論文の進め方

第二章 ファッション言説について
  2-1 ファッション言説の前提
  2-2 ウェブレンの「滴り理論」
  2-3 ジンメル

第三章 『steady.』について
  3-1 女性ファッション誌の歴史
  3-2 『steady.』創刊までの宝島社の歴史
  3-3 『steady.』のコンセプトと読者

第四章 『steady.』の構成調査
  4-1 調査の進め方
  4-2 調査
    4-2-1 好感度
    4-2-2 モデル・読者・読者代表
    4-2-3 読者の意見・アンケート
    4-2-4 steady.のルール
    4-2-5 広告
  4-3 まとめ

第五章 『steady.』に見られる言説調査
  5-1 調査の進め方
  5-2 好感度言説の調査
    5-2-1 求められるイメージ
    5-2-2 好感度を得たい対象
    5-2-3 まとめ
  5-3 『steady.』の項目別調査
    5-3-1 OLに求められるイメージ
      5-3-1-1 お仕事コーデ
      5-3-1-2 お仕事「必須」アイテム
      5-3-1-3 定番・無難
      5-3-1-4 まとめ
    5-3-2 「トレンド」を示す言説
      5-3-2-1 今年顔
      5-3-2-2 差をつける
      5-3-2-3 モデル
      5-3-2-4 流行・人気
      5-3-2-5 まとめ
    5-3-3 読者の志向と望まれる行動
      5-3-3-1 アンケート
      5-3-3-2 読者の意見
      5-3-3-3 読者代表
      5-3-3-4 steady.調査隊
      5-3-3-5 読者代表のコーナー
      5-3-3-6 コミュニティスペース
      5-3-3-7 まとめ
    5-3-4 読者の要望を受けたコーナー・特集
      5-3-4-1 プチプラ
      5-3-4-2 Q&A
      5-3-4-3 マンネリ
      5-3-4-4 着やせ・スタイルアップ
      5-3-4-5 steady.ちゃん
      5-3-4-6 まとめ
  5-4 好感度言説をとらえ直す

第六章 考察
  6-1 「良き」企業人と「良き」消費者
  6-2 『steady.』の役割
  6-3 「新人」に大きくかかる力
  6-4 読者にかかる政治的権力はどのようなものだったか

付録 
  2012年11月号 台割表




概要

 様々なファッション言説の中には、人から好感的に見られることが良いことだというものがある。本論文では、ファッション誌の中に「好感度」を求める言説がどのように埋め込まれていて、読者をそれに沿うものに変えていく力が働いているのかという点に焦点を当てている。今回はOL向けファッション誌『steady.』(宝島社)を題材とした。『steady.』は企業に勤める女性が読者層として想定されており、そこで「好感度」が高いとされるファッションや生活スタイル、また、それらがどのように読者に受け入れられているのかを見ていく。まず『steady.』にはどのようなことが書かれているか、2012年11月号『steady.』を分解し記録することで、全てのページの構成や読者の扱われ方について考察する。また、『steady.』を創刊号(2006年12月創刊)から順番に全冊見ていき、そこに使われているテキストや読者の声がどのように変化していったのか見ていく。



page back