明治学院大学
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蛯原ゼミ【蛯原健介教授(法学部)】

学び

皆さんは「ワイン法」という言葉を聞いて、どのようなイメージを抱きますか? 「ワインは何となく身近だけど、“法”となるとよく分からない……」。そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。グローバル法学科の蛯原教授が担当する3年次ゼミでは、「ワインと食」を切り口に、ワイン産業の背景や食文化の形成、地理的表示(GI)などに関する法規制について学べます。ワイン産業を法学の視点から深掘りする、日本で唯一開講している「ワイン法」ゼミです。蛯原教授は、日本のワイン法の第一人者として知られ、国際ワイン法学会の理事も務めています。

ゼミで学ぶ内容は、教室の中にとどまりません。これまでに、味の素やキリンビールの工場見学、ANAの施設などを訪問し、生産・改良、ブランド戦略、流通の現場を実際に見てリアルな現状に触れてきました。

また2025年の夏には、長野県小諸市のワイナリー見学に加え、韓国でのゼミ合宿も。食文化や法制度の違いを体感し、国際的な視野を広げることができます。

一見難しそうに思える「ワイン法」も、五感で感じる学びの中でぐっと身近に感じます。知的好奇心を刺激する「ワイン法と食文化」、あなたも新しい学びの扉を開けてみませんか?

学生広報委員
五十嵐心桜(政治学科3年)

ゼミの一環で味の素の工場見学をしました

白金通信2025年秋号(No.524)掲載