2人でないと得られない達成感【体育会　競技ダンス部】

体育会競技ダンス部は白金キャンパスのアートホールを主な拠点としています。体育会ながらも週2回の練習で学業やアルバイトとも両立しやすいのが魅力です。Instagramで投稿した動画が117万回再生されるなど、その注目度も高まっています。　

競技ダンスは、男女一組となって踊り、技術や表現力を競い合うスポーツです。部員の9割が未経験からのスタートで、運動・ダンスの経験がなくても優勝を目指せる夢のあるキャンパススポーツです。

個人競技だけでなく、４〜8組のカップルが一体となって踊る団体競技FM（フォーメーションモダン）も魅力です。昨年度は映画『リメンバー・ミー』をテーマに制作した演舞を初披露しました。

部員たちは、学年を越えて仲が良く、プライベートでもよく遊びに行くとのこと。一方で、ライバル同士でもあるため、常に高め合える雰囲気もあり、部員が口をそろえて言うには「美意識が高くなった」とのことでした。見た目も競う競技だからこそ、自分をより美しく見せようとする意識が高まり、自信の持てる自分になれるそうです。

この部活の最大の魅力は、2人で1つのダンスを創り上げるからこその達成感。1人では成し得ない動きを、2人で息を合わせてつくり出す。その過程は容易ではありませんが、思い描いたダンスが完成した時の喜び、感動が、競技ダンスの最大の魅力と話してくれました。

学生広報委員
樋口琴音（芸術学科4年）

映画『リメンバー・ミー』を題材にしたフォーメーションモダン（社交ダンスの団体戦）

白金通信2025年冬号（No.525）掲載