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日系航空会社として必要な「記憶に残るおもてなし」

2019.08.02
永見愛里
株式会社JALスカイ 羽田事業所 空港オペレーション国際部
国際パッセンジャーサービス

Eri Nagami 永見 愛里 2015年 文学部 英文学科卒業

「美しい心を持つ」これは、私が最も大切にしているJALフィロソフィ(行動指針)です。現在私が働く羽田空港の国際線は、東京オリンピックを間近に控え、訪日外国人数も著しく増え続けている、まさに“可能性に満ち溢れた場所”です。グランドスタッフとして、航空会社の顔として、日々全社員が同じベクトルに向かって、最高のおもてなしを追及しています。

昔から人と関わることが好きで、接客力や人間力を磨きたいという思いからこの職業を志望しました。また、部活動で培った「心を込めて」という信念と、冒頭で挙げた会社の思想との一致から、JALへの想いはひときわでした。一昨年行われた空港サービスを競うプロフェッショナルコンテストでは、「自身の引き出しを幅広い選択肢として提案すること」を大切に実践したことで優勝することができました。聞き上手であることが、私の目指す人間像です。

さまざまなバックグラウンドを持つお客さま、それぞれのニーズに完璧に寄り添うことは簡単ではありません。ですが、JALにしてよかった。ありがとう。この言葉を励みに、答えのないおもてなしを追及していけるこの環境に身を置けることに感謝し、今日もお客さまと誠心誠意向き合います。

コンテストでのアナウンス審査。タイムリーで明瞭な、伝わりやすいアナウンスを目指しています。

学生へのメッセージ

学生の頃、バディ制度に参加し国際交流を深められたことはとても貴重な経験でした。一方カフェでのアルバイトを通して接客に対する想いを確固たるものにできたことも大きかったと改めて感じます。1度きりの大学4年間、与えられた時間を最大限に使って、ぜひ興味のあること全てに挑戦して下さい。素晴らしい大学生活となることをお祈りします。

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