ラグビー部入替戦 VS青山学院大学 |
12月17日(日)、熊谷ラグビー場で対抗戦A・Bグループの入替戦が開催されました。 本学ラグビー部(以下、明学大)はAグループ昇格を目指し、青山学院大学(以下、青学大)と対戦しました。 この試合は、保証人会の援助により、無料チケットの配布やバスツアーが行われ、多くの本学関係者が現地にかけつけました。 試合序盤、黒を基調としたユニフォームの青学大が明学大の22ヤードラインに侵入してきます。 明学大は果敢なタックルで青学大を迎え撃ちます。 全選手が気迫あふれるディフェンスをみせ、青学大の前進を阻止していましたが、前半10分、その気持ちの強さが裏目に出て、ルーズボールの処理の連携がうまくいかず、青学大にボールをおさえられて先制トライを許します。明学大0-7青学大 明学大は自陣でのプレーが続きますが、青学大の攻撃をことごとく跳ね返し、相手にペースを掴ませません。 ただ守るだけでなく、カウンター攻撃のチャンスも虎視眈々と狙います。 パスをカットし、キック攻撃で青学大ゴールラインを脅かすシーンでは、明学大側観客席が総立ちとなります。 互角以上の戦いを見せる明学大でしたが、ペナルティを続けてしまい、青学大にセットプレーを与えると、前半35分、青学大に2つめのトライを奪われてしまいます。明学大0-14青学大 前半戦は2トライ差で終了しましたが、濃い内容に後半戦への期待が高まります。 後半戦開始早々、明学大は50:22キックをみせるなど、青学大陣地でのプレーが長くなります。 後半5分、フィールド中盤で、13番佐藤選手が青学大のパスをカットして、鋭く突破。 14番小林選手にボールをつなぐと、小林選手は長駆独走。中央にトライ。明学大、1トライ差に迫ります。明学大7-14青学大 その後、青学大が50:22キックをみせ、明学大はトライを奪われ、7-21とされますが、明学大は、キッキングゲームで、ランプレーを織り交ぜるなど、青学大を揺さぶります。 青学大にミスを誘発させ、ボールを奪う明学大でしたが、得点には至りません。 すると、徐々に青学大に押されはじめ、点差も少しずつ広げられていきます。明学大7-49青学大 しかし試合終盤、青学大ボールをタックルで明学大ラインアウトに変えると、10番中村選手はわずかなスペースを見逃さず突破し、ゴールラインへ飛び込みトライ。 すぐにキックを決め、最後まで試合をあきらめません。明学大14-49青学大 その直後、なおも明学大は青学大陣地に攻め込みますが、しかしここでノーサイド。 明学大、昇格はなりませんでしたが、気持ちのこもったプレーで再三観客を沸かせました。明学大14-49青学大 ラグビー部の来年度の飛躍が期待されます。 |