明治学院創設者ヘボン考案の「ヘボン式」ローマ字が基本に
2025.12.16

ローマ字の表記方法について、現行の訓令式から「ヘボン式」を基本とするルールに変更する内閣告示が出ることが決まりました。この「ヘボン式」を考案したのが、明治学院 の創設者J.Cヘボンです。
明治学院のはじまりは、1863年にヘボン夫妻が横浜で開いた英学塾「ヘボン塾」でした。
ヘボンの精神“Do for Others”は、本学の教育の根幹となり、現在に受け継がれています。
◆ヘボン James Curtis Hepburn(1815-1911)について
1815年3月13日、米国ペンシルベニア州ミルトン生まれ。北米長老ミッション本部に医療宣教師として日本へ派遣。1863年には横浜居留地の邸宅内で「ヘボン塾」を開く。のち1886年に開校した「明治学院」では初 代総理を務めた。教育に限らず、無償の医療事業や和英辞典の編纂、聖書の日本語訳などさまざまな功績を残している。
J. C. ヘボン肖像写真(明治学院歴史資料館所蔵一部改編)
※ヘボンの生涯に関する詳細はこちら
明治学院のはじまりは、1863年にヘボン夫妻が横浜で開いた英学塾「ヘボン塾」でした。
ヘボンの精神“Do for Others”は、本学の教育の根幹となり、現在に受け継がれています。
◆ヘボン James Curtis Hepburn(1815-1911)について
1815年3月13日、米国ペンシルベニア州ミルトン生まれ。北米長老ミッション本部に医療宣教師として日本へ派遣。1863年には横浜居留地の邸宅内で「ヘボン塾」を開く。のち1886年に開校した「明治学院」では初 代総理を務めた。教育に限らず、無償の医療事業や和英辞典の編纂、聖書の日本語訳などさまざまな功績を残している。
J. C. ヘボン肖像写真(明治学院歴史資料館所蔵一部改編)※ヘボンの生涯に関する詳細はこちら
また、明治学院ではヘボンにまつわるさまざまな資料を所蔵・公開しています。ぜひご活用ください。
◆明治学院歴史資料館デジタルアーカイブス
明治学院にゆかりのある資料を一般公開しています。
コンテンツの一部は利用規約に沿っていただければ、二次利用等が可能です。
https://adeac.jp/meijigakuin-sch-arch/top/
※ヘボンに関する代表的な資料はこちら
◆明治学院大学図書館デジタルアーカイブス
幕末の横浜のヘボン塾を淵源とする明治学院大学は、横浜と東京築地居留地の私塾や学校を統合して成立しました。このため当時の洋学図書や、大学の学術研究で集めた貴重な図書を数多く所蔵します。これらの図書を各テーマに沿って公開しています。
https://mgda.meijigakuin.ac.jp/明治学院大学図書館デジタルアーカイブスでは『和英語林集成』の公開もしています。
これはヘボンにより編纂された日本初の和英辞典であり、ここで使用されたローマ字記述法が「ヘボン式ローマ字」です。詳細はこちらよりご覧ください。
◆明治学院大学図書館コレクション
本学の学問的取り組みから体系的に再整備し、コレクションとしてまとめたものです。
とくに「幕末・明治英学辞書コレクション」ではヘボンの『和英語林集成』を中心に据えながら、幕末期から始まる英学辞書のほぼすべてを集めた日本有数のコレクションとなっています。
https://www.meijigakuin.ac.jp/library/collection/collection/