2018年にスタートした生涯学習講座「明治学院プラチナカレッジ」は、今年で6年目を迎えました。
2023年の第2シリーズは、「明治期の西洋音楽史を知る体験型レクチャーコンサート」(リードオルガン、パイプオルガンの試奏体験・ふいご踏み体験)を6月24日(土)に【講師】長谷川美保先生(本学音楽主任者)と梅干野安未先生(本学協力オルガニスト)」体験型講座として午前と午後2回開催し、約60名の方に受講いただきました。
明治期に来日した宣教師は英語と音楽を主に日本人に教えました。宣教師が日本に持ってきた足鍵盤付き大型リードオルガン(港区有形指定文化財)と、バロック時代の製法を完全再現したパイプオルガンを、その構造と歴史を学びながら試奏し、昔ながらの足踏みふいごによる送風を体験するワークショップ。ミッションスクールならではの体験を満喫頂きました。
当日は、天候にも恵まれ、講師によるレクチャーの後、チャペルでパイプオルガンのふいご体験、試奏、サンプルのパイプに触れ、記念館では、110年以上前の文化財であるリードオルガンで試奏を行いました。今回、これらのオルガンに触れる初の機会だったこともあり、受講生からは、「パイプオルガンの音色に身体が震えるほど感動した。」「ふいご体験が新鮮で驚いた」「歴史的価値のある楽器に触れる事ができ、充実した時間が過ごせた」などの感想が寄せられました。
明治学院大学では、充実した学びの機会を皆様にご提供し続けます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
総合企画室 社会連携課