2023年度 明治学院プラチナカレッジ(第3シリーズ受付終了)
【第3シリーズ】<文化・芸術> 講義と見学
ヨーロッパの教会建築 古代末期から近代まで
講義概要
キリスト教の教会建築の変遷について、古代末期から中世を経て近代まで、多くの実例を挙げ、
写真を見ながらお話しします。10か国以上にわたりますが、たとえば、ビザンチン様式ならギリシアや
イタリア、ロマネスク様式ならフランスやイタリアやスペイン、ゴシック様式ならフランスや
ドイツやイギリスを中心に解説する予定です。
2日目の第二部は、日本各地の教会をとりあげてお話ししてから、明治学院礼拝堂へ移動し、
実物を見学しながら講義をします。
【コーディネーター・講師:巖谷 國士 明治学院大学 名誉教授】
プロフィール:
1943 年に港区高輪に生まれ、いまは世田谷区に住んでいます。
東京大学文学部・同大学院を出てから、明治学院大学文学部教授になり、 2011 年に定年退職、現在は名誉教授です。専門はフランスの文学と芸術、とくにシュルレアリスムですが、同時に旅行家・紀行作家として世界・日本の各地をめぐり、文学・美術・映画・写真・メルヘンなどの批評と創作活動をつづけています。著書に『シュルレアリスムとは何か』(ちくま学芸文庫)『森と芸術』(平凡社)『旅と芸術』(同)『〈遊ぶ〉シュルレアリスム』(同)『澁澤龍彦論コレ
クション』全 5 巻(勉誠出版)のほか、『ヨーロッパの不思議な町』(ちくま文庫)『ヨーロッパ
100 の庭園』(平凡社)『地中海の不思議な島』(筑摩書房)など、多数。最近の著書に『マン・
レイと女性たち』(平凡社)があります。

プログラム
■1日目 12月15日(金) 18:25~19:55 |
【古代末期からロマネスクまで】 ビザンチン様式のイスタンブルやミストラやラヴェンナからはじめて、ロマネスク様式のヴェズレーやコンクを中心に講義し、イタリアやスペインやドイツのロマネスクにも話をひろげます。建築・美術が主要テーマですが、キリスト教の布教史、修道院、巡礼、十字軍などにもすこし触れる予定です。 |
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■2日目:第一部 12月16日(土) 14:00~15:30 |
【ゴシックから近代まで】 フランスのゴシック建築について講義し、サン・ドゥニやシャルトル、ストラスブールなどを見てから、ドイツやイギリス、イタリアやスペイン、ポルトガルでの展開にも触れます。さらにルネサンス・バロックから現代にいたる建築様式の変遷についてもお話します。 |
■2日目:第二部 12月16日(土) 15:45~17:15 |
【日本の実例(講義と見学)】 まず、日本にキリスト教が伝来してからの歴史を略述し、東京のほか各地にある教会建築のいくつかをとりあげます。さらに教室の外へ出て、明治学院礼拝堂の外部を見学してから、この歴史的建造物の内部に入って見学を兼ねた講義をし、創設者ヘボンや、チャペルの設計者ヴォーリズのお話もします。 |
受講申込
対象 | 一般の方 ※どなたでも受講可能 |
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会場 | 明治学院大学 白金キャンパス ※受講者には別途、教室をお知らせします。 |
定員 | 200名 ※お申込み先着順 ※定員になり次第、締切とします。 |
受講料 | 2日間3回 3,600円 ※シリーズ単位でのお申込となります。コマ単位でのお申し込みはでき ません。 ※受講料は事前振込です。 ※校友A会員は年間1シリーズ無料になります。 |
お申込み手順 |
【E-mailでのお申込み】 メールの件名は、 ① 氏名(フリガナ) 1. 受講料は「受講料お振込みのご案内」記載の銀行口座にお振込下さい。お振込み手数料はご負担願います。 |
申込期間 | 2023年11月20日(月)~12月11日(月) ※期間外でのお申込みは無効とさせていただきます。 ※定員に達し次第締切ます。予めご了承ください。 |
パンフレット | ダウンロード (PDF / 870KB) |
個人情報の 取り扱いについて |
明治学院大学では、受講生の皆様の申込時における個人情報は、 「学校法人明治学院個人情報保護基本規程」に沿って厳重に管理します。 これらの個人情報は、明治学院大学の講座・セミナー等のご案内用としてのみ利用いたします。第三者には提供いたしません。 |
お問合せ先
明治学院大学 総合企画室社会連携課
〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37
E-mail:mpc@mguad.meijigakuin.ac.jp
TEL: 03-5421-5247
受付時間 平日のみ9:30 - 12:00/12:45 - 16:00