2024年度 明治学院プラチナカレッジ(第1シリーズ受付終了)
温泉と政治 古来、日本の支配者は温泉好きだった
講義概要
『日本書紀』に天皇が温泉に行幸する記述があるように、日本では支配者がしばしば湯に浸かった。江戸時代には将軍が箱根や草津などの湯を江戸に運ばせ、明治以降は箱根、熱海、那須、塩原に政治家や天皇、皇族が逗留した。
この講義ではまず、政治と温泉の双方に精通する青木理さんをゲストに招き、次いで古代からの温泉と政治の関係を解説します。とりわけ戦後政治と温泉の関係に力点をおきます。
【講師:原 武史 明治学院大学名誉教授】
1962年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程中退。2004年明治学院大学教授。2016年名誉教授。著書に『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)、『大正天皇』(毎日出版文化賞)、『滝山コミューン1974』(講談社ノンフィクション賞)、『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)、『皇后考』など。
【ゲスト:青木 理 ジャーナリスト】
1966年長野県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。元共同通信社記者。元ソウル特派員。TBS「サンデーモーニング」などのコメンテーターとして活躍。著書に『日本の公安警察』『トラオ 徳田虎雄不随の病院王』『日本会議の正体』『安倍三代』『カルト権力 公安、軍事、宗教侵蝕の果てに』など多数。
各回のテーマ/内容 ◆ 講座時間(※各回18:25~19:55)
第1回 5月31日(金) 原 武史(明治学院大学名誉教授) x 青木理(ジャーナリスト) |
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【日本人にとって温泉とは何か】 テレビやラジオなどで政局をめぐって鋭い発信を続ける一方、日本各地の秘湯を含む温泉に浸かってこられたジャーナリストの青木理さんをゲストに招き、フリートークという形式をとりつつ、日本人と温泉の関係や、政治家が温泉地に赴いたり温泉に浸かったりすることの意味について考えます。 |
■第2回 6月7日(金) 原 武史(明治学院大学名誉教授) |
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【温泉と政治から見た日本】 古代から敗戦までの日本の歴史のなかで、天皇や将軍、藩主、首相など時の支配者が温泉をどう活用したかを概観します。(この回はレジュメを用意する予定です。) |
■第3回 6月14日(金) 原 武史(明治学院大学名誉教授) |
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【戦後政治と温泉】 |
受講申込
対象 | 一般の方 ※どなたでも受講可能 |
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会場 | 明治学院大学 白金キャンパス ※受講者には別途、教室をお知らせします。 |
定員 | 200名 ※お申込み先着順 ※定員になり次第、締切とします。 |
受講料 | 1シリーズ全3回 3,600円 ※シリーズ単位でのお申込となります。コマ単位でのお申し込みはできません。 ※受講料は事前振込です。 ※校友A会員は年間1シリーズ無料になります。 |
お申込み手順 |
【E-mailでのお申込み】 メールの件名は、 ① 氏名(フリガナ) |
申込期間 | 2024年5月7日(火)~5月23日(木) ※期間外のお申込みは無効とさせていただきます。 ※定員に達し次第、締切ます。予めご了承ください。 |
パンフレット | ダウンロード (PDF / 580KB) |
個人情報の 取り扱いについて |
明治学院大学では、受講生の皆様の申込時における個人情報は、 「学校法人明治学院個人情報保護基本規程」に沿って厳重に管理します。 これらの個人情報は、明治学院大学の講座・セミナー等のご案内用としてのみ利用いたします。第三者には提供いたしません。 |
問い合わせ先
明治学院大学 学長室 社会連携課
〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37
E-mail:mpc@mguad.meijigakuin.ac.jp
TEL: 03-5421-5247
受付時間 平日のみ10:00 - 12:00/12:45 - 16:00
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