【MG Collection】沖野岩三郎自筆原稿 言葉の作法 材料
MGコレクション
明治学院大学のキャンパスに残る歴史的遺産を紹介します
明治学院神学部の卒業生である沖野岩三郎(1876―1956)は、作家として生きると決めてから、自身を「文筆労働者」と称し、〝どんな日であっても毎日必ず書く〞という自らに課した規律を守り、筆をとり続けた。
この資料は、沖野が「言葉の作法」執筆にあたって集めた材料を書き記した原稿である。
作品の構想や、調査・研究をした言葉たちが広がるこの資料を見て、〝マインドマップ〞や〝連想ツリー〞を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。まさに彼の書き残した原稿は、迷いや苦悩、切実さ、熱意といった感情が折り重なった思考の軌跡といえ、一つの作品に向き合う懸命な姿が伝わってくる。
皆さんも、目標に立ち向かうとき、苦しいとき、また何気ないときでも、頭の中に広がる思いや考えを、思いっきり書き出してみてはいかがだろう。
眞島めぐみ(歴史資料館特任研究員)
※デジタルアーカイブズで資料画像を公開しているので、併せてご覧ください。
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明治学院歴史資料館所蔵
白金通信2026年春号(No.526)掲載