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聖書のことば

【聖書のことば】『新約聖書』ヨハネによる福音書 3章16節

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、
永遠の命を得るためである。

 

わたしたちにとって孤独は闇のようです。ふとした瞬間、そういう闇に飲み込まれそうになります。そんな時、根本的な解決にならないことを知りながら、全く関係ないことをしたり、考えたりするわたしたち。

そんなふうに闇に怯えながら生きるわたしたちのところに、神はキリストを遣わし、闇を隈なく照らす光となさいました。このことはキリストの十字架によって成し遂げられましたが、神がそこまでなさるのはわたしたちの命を何より大切な宝としておられるからです。神は、その宝が闇に埋没するのでなく、光を受けて輝き続けることを何より望んでおられるのです。

わたしたちは、与えられた命という宝を輝かせるため、それぞれ置かれている場所において、神に喜ばれる良い働き人となることを期待されています。

 

《主の栄光に照らされて》渡辺総一 作

白金通信2023年春号(No.514)掲載

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