- MURASE Liliya olegovna 村瀬 百合也 オレゴヴナ 文学部 英文学科 3年
国際学生寮MISHに入りたいと思った理由は、留学生と生活することで日本に暮らしながらも海外にいるような体験ができ、国際交流について多角的に学ぶことができそうだったからです。入寮したばかりの頃、得意な英語でさまざまな国の留学生をサポートする機会がありました。その姿を見てくださっていた寮長さんがRAへの応募を勧めてくれました。RAは留学生だけに留まらず、全寮生の生活におけるサポートを行う学生リーダーです。イベントの企画、月レポートの提出など、仕事は多岐にわたり責任感も必要となります。留学生をサポートした時のように、寮生の生活を少しでも支えることができれば、そして何か自分の成長につながればと思いRAに挑戦することを決意しました。
最も大きなチャレンジだったことは、コロナ禍での留学生と日本人寮生の交流です。RA同士で意見を交換し、オンラインと対面をうまく活用したハイブリッド型のイベントを企画したり、日本語と英語の掲示板を作ったりしました。そして寮内ではコロナ禍で孤立することがないよう、お互いが話しかけやすい環境を作るために元気良く挨拶をし、友人を紹介しあうなど留学生と日本人寮生をつなげる工夫をしました。イベントの後に行うアンケートで「とても不安でしたが、友達ができました」というメッセージをもらった時には、RAになって本当に良かったと感じました。
これらの経験から、どんな苦境に立たされたとしても、みんなと協力することで人と人とをつなぐことができるのだという新たな発見をすることができました。