開催日 | 2023年3月13(月)・17(金)・20(月)・23(木) 日 全4回 |
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時間 | 18:30-20:00 |
会場 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 |
主催 | 国際学部付属研究所 |
デモクラシーでは、みんなの多様な意見にお互いに耳を傾け、調整して共同生活のあり方を決定していく。しかし、みんなが同じように意見を言えるわけでもない。また、お互いの意見は同じように耳を傾けやすいわけではない。意見を強く言える人と、意見をいうことがそもそも困難な人がいる。また、耳を傾けなくても理解できる意見と、耳を傾けても理解しにくい意見もある。意見をいうことが困難な人、耳を傾けてもらえにくい人をマイノリティと呼ぼう。かれらにとって、デモクラシーは一方的な押し付けに見えるかもしれない。今回のセミナーは、マイノリティの経験をどのようにデモクラシーの中で表現し、耳を傾けさせ、共同生活のあり方に反映させていくのかを考えたい。特に、マイノリティの経験として原爆と植民地化を経験した街での実践に注目したい。したがって、デモクラシーの理論的な理解というよりは、街での生活者がどのようにマイノリティの声を表現し、具体的な制度の中で反映させることができるのか、その条件について考える機会としたい。具体的には、原爆の経験を経て平和都市であることをアイデンティティとしてきた広島における選挙と立憲主義、そして、植民地化問題と向き合う北海道、沖縄を事例に選挙と立憲主義について考える。 |
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参加無料 | |
要予約 | |
プログラム |
第1回 3/13(月) 小田 博志(北海道大学大学院教授/人類学) |
お問い合わせ先国際学部付属研究所Email: frontier(at)k.meijigakuin.ac.jp (at)を@に変えてお問い合わせください |
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関連リンクhttp://www.meijigakuin.ac.jp/~iism/events/seminar/seminar22_second.html |