明治学院大学では、新型コロナウイルス感染症が社会に大きく影響を及ぼし出した2020年3月に本学学生および教職員を対象とした本通知「海外渡航に関する本学の指針について」およびその具体的な指針である「外務省危機管理レベルに対応した本学の指針」を策定しました。これは、学生・教職員および関係する方々の健康・安全を最優先に考える目的で、海外渡航を検討している方に宛てて発信した指針で、現在までの本学の基本方針となってきました。
新型コロナウイルスは依然として社会活動に影響を与え、自由な海外渡航が推奨される状況ではないことに変わりはありませんが、一方でワクチン接種の普及に代表される社会状況の変化や、教育研究活動への配慮という観点から、本通知をここに更新し、以下の通りといたします。
レベル2の対応を「不要不急の渡航は止めるよう注意喚起」と外務省の勧告に合わせるとともに、大学の指示によって、渡航可能とすることがあります。詳細は以下の通りです。
○海外渡航予定の学生の皆様へ
・外務省危機管理レベルが「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」の国・地域への不要不急の渡航は止めてください。ただし、渡航を必要とする場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
・外務省危機管理レベルが「レベル3(渡航は止めてください)」の国・地域への渡航は禁止としますが、留学プログラムによる海外渡航については、国際センターおよびプログラム主管の学部学科に従ってください。
・休学については教務部(大学院生は大学院事務室)の指示に従ってください。
・上記以外の大学の活動についても所管部局の指示に従ってください。
○海外に滞在中の学生の皆様へ
日本では新型コロナウイルス感染症拡大防止のための検疫強化措置が取られ、また随時見直されていますので、空港では検疫官の指示に従ってください。なお、入国後は政府が定めるルールに従って行動してください。
○外国籍を有する学生の皆様へ
コロナ禍の開始以後、日本では様々な水際対策が実施され、特に外国人学生は入出国やビザの維持・再取得などに大きな制限が課されることがありました。入出国の際は最新の情報を確認し、十分な準備をしてください。在留資格が「留学」の学生が日本国外に出国する場合は、必ず事前に国際センター(大学院生は大学院事務室)に報告してください。
○教職員の皆様へ
外務省危機管理レベルが「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」の国・地域への不要不急の渡航は止めてください。ただし、渡航を必要とする場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。業務上日本国外に出国する必要がある場合は、所属長の許可を得るようにしてください。
「レベル3(渡航は止めてください)」以上の国・地域への対応は従来通りになります。
学生・教職員の皆様には引き続きご不自由をおかけしますが、この事態に対する本学の判断をご理解いただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
以上