2024年度 明治学院大学公開講座は、横浜校舎で本学文学部付属研究所である「言語文化研究所」が企画し、「文学は国境を超えて」をテーマに2024年10月の毎週土曜日(10月5日、12日、19日、26日)全4回にわたり進められ、横浜校舎周辺にお住いの地域の方々を中心にご参加いただきました。
■各回の講座テーマ
第1回
日本におけるアメリカ文学史の形成~ハーマン・メルヴィルの受容を中心に~
貞廣 真紀 明治学院大学文学部教授
第2回
イザベラ・バードの見た横浜・東京
辻󠄀河 元及 明治学院大学文学部准教授
第3回
(1)『平家物語』~時空と言語・文化の境界を越えて~
マイケル・ワトソン 明治学院大学国際学部名誉教授
(2)古典文学の外国語訳への期待~『源氏物語』英訳を中心に~
緑川 眞知子 早稲田大学古典籍研究所招聘研究員
第4回
宝塚版・東宝版ミュージカル『ロミオとジュリエット』の日本風アレンジと娯楽的効果
本多 まりえ 明治学院大学文学部准教授
全回を通して、もっと講師の話を聞きたかったという声が多くありました。今回の公開講座のテーマである「文学は国境を超えて」のとおり、横浜校舎にいながらも海外の文学作品に触れ、また日本の文学作品が海外でどのように受容されているかなどを学ぶ機会になったことで、受講生にとって満足度の高い講座になりました。
学長室社会連携課