明治学院大学
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障害児教育相談とアセスメント【海津亜希子教授(心理学部)】

学び

誰一人取り残さず子供たちの未来を支える

「8.8%」―これは通常の学級に在籍する児童のうち、特別な教育的支援を必要とする子どもの割合です。30人学級であれば約2〜3人になり、決して特別な存在ではありません。

しかし、学校現場では集団で授業が進むため、学習や生活に困難を抱えていても十分な支援を受けられず、「分からない」苦しみを抱え、勉強に対して自信をなくしていく子どもたちが多くいます。 

「障害児教育相談とアセスメント」では、日本LD学会前理事長として長年研究と実践に携わってきた海津先生から、そのような子どもたちを理解し、適切な支援につなげるためのアセスメントや指導方法について学びます。

授業はグループワークを中心に進められ、子どもの学習上の困難を分析したり、実際に支援のための検査を体験しながら理解を深めていきます。

また、海津先生が開発した多層指導モデル「MIM(MultilayerInstruction Model)」についても学びます。MIMは読みが苦手な子どもを早期に発見し、楽しみながら苦手の改善を目指す指導モデルで、実際の学校現場でも広く活用されています。

子どもを誰一人取り残さない学校づくりは、子どもたちの未来を支えることに直結します。教育の現場で本当に必要とされる視点と実践力を培い、日本の最新の教育が学べる講義です。

学生広報委員
久住 凛(教育発達学科4年)

障害児教育相談とアセスメント写真

実際の検査道具を手に取り、グループワークで仮想事例について話し合う

白金通信2026年秋号(No.528)掲載