私たちの暮らす社会は、さまざまなからくりでできています。どのようなからくりで動いているのかを見えるようにする道具箱、それが社会学です。 社会学科では、少人数教育を活かした顔の見えるカリキュラムを通して、柔軟な思考力と創造的な発想力を伸ばしていきます。 第一線で活躍する教授陣が、学生一人ひとりの問題追究の営みを見守っていきます。
社会学は、私たちが暮らす社会の中での、人と人、集団と集団のつながりや、ルール、メディアの在り方など、さまざまなものごとにいろいろな角度から光をあて観察することから始まります。人や社会の動きを理解することで、将来あらゆる場面での活躍が可能になります。
入学前から始まる4年間切れ目ない少人数の演習科目を通して、読む・聴く・調べる・書く力を身につけます。例えば「社会学基礎演習」で は、“ビブリオバトル”や“雑誌のジェンダー文化を読み解く”“文章を批判的に読む”などのワークで学んだ知識を試しながら、1年次からつ かえる社会学を身につけます。
3、4年次の研究テーマを選ぶための柔軟性のあるコース選択が可能。2 年次には同じ関心を持つ人たちとの議論を通し、知識と関心を深めます。
社会学の醍醐味は、実際の現場へ赴き問題を感じ、観察・質問を通して、これまでに学んだ知識を応用す ることにあります。社会調査士関連科目では1年次から段階を追って、社会調査の技と心を身につけます。
外国につながる人たちを包摂する共生社会を構想する教養教育センターと社会学部が主催する共同プロジェクト。日本を異国として生きる人たちの文化、教育、政策などに対する理解を深め、多様な国や文化にルーツを持つ人々との豊かな関係を育む『多文化共生ファシリテーター』を育成。
マーケティングや世論調査などに役立つ『社会調査士』資格や、中学(社会)、高校(地歴・公民)の教員免許、社会教育士・社会教育主事任用資格、社会福祉主事任用資格、児童福祉司任用資格を取得することができます。
「表現法演習」では、専任の教員に加えて放送や出版に携わる外部講師から、映像・文章などの表現を学びます。自分たちの手で作品を作ることにより、メディアに対する理解が深まります。
※1「専門書講読」「専門書講読(外)」は、それぞれ複数クラスが開講され、2年次生から4年次生までが同じ教室で学ぶゼミ形式の少人数科目です。
※年次は、当該科目を履修できる最低年次を表します。
※教職課程についてはこちらをご覧ください。
※ヘボン・キャリアデザイン・プログラムについてはこちらをご覧ください。
※2020年度開講予定科目です。実際のカリキュラム・科目名は変更の可能性があります。
※開講科目は上記以外にもあります。詳細はシラバスでご確認ください。
※社会調査士資格・社会教育士・社会教育主事任用資格の取得に関しては入学時に説明会を開催します。
※「社会学基本科目」はいずれのコースに所属していても、すべての科目の履修が可能です。
少人数のグループワークにより、社会学についてより深く学びます。ジェンダーや在日外国人の暮らしなどの問題を調べ、分析するなど、社会学を「つかう」授業です。
表現法演習では、映像・文章などを用いて表現力を養います。質的データ分析では、調査データを分析手法について学びます。
専門の教員の指導のもとに、フィールドに出てデータを集め、さまざまな方法で分析を加えます。
興味があるメディアについて深く学べ、また多彩な科目で視野を広げられると思い、社会学科に入学しました。1年次の「社会学基礎演習」では、外国人が経営する店舗に足を運んで取材を行い、その実態を調査。また、現在所属している佐藤ゼミでは、メディアに登場するアイドルやキャラクターの人気の理由などを研究しています。そのように社会学の領域は広く、関心を持つ学びを自主的に行える点もこの学科の魅力です。個性の強い先生方はそれぞれの専門分野に長けて話も面白く、さまざまな刺激 を受けることができます。ここには学生生活を豊かにするチャンスがたくさんあると感じます。学びを進める中で、以前は意識が薄かった障がい者や文化的・性的マイノリ ティの人々に、うまく関わっていくための対応について考えるようになりました。将来は、あらゆる人の立場で物事を考え、自分と関わる人を成長に導くような存在になりたいと思っています。
就職内定者業種別比率・主な就職先(2017~2019年度)にてご確認ください。
入学案内 (入試情報)にてご確認ください。