明治学院大学
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芸術学科

芸術を愛し、その素晴らしさを伝える人材を育成します

“芸術”や“アート”に関する知識、理論、歴史について学び、芸術の伝統と変革という視点を研ぎすましながら、芸術にまつわるコミュニケーションの在り方なども幅広く探求します。私たちは、“芸術”に対する興味を大切に育て、確信を持って学ぼうとする意欲には高度な専門知識で応えます。“芸術”や“アート”のことが頭から離れない学生を期待します。

芸術学科

学びのポイント

1年次にあらゆる芸術分野の領域を学習、2年次より専門領域へ

6つのコース

領域・流れ

1・2年次横浜キャンパス

3・4年次白金キャンパス

1年次はあらゆる専門領域から芸術を広く理解し、自分の関心や方向性を探ります。2年次には6つのコースから専門領域を選択し、本格的な探究がスタート。卒業論文が必修となる専門5コースでは、3年次からより密接に綿密な指導を開始。総合芸術学コースでは、科目群の中から各自の関心に沿って横断的な学びを展開します。

領域・流れ
  • ヘボン・キャリアデザイン・プログラムについてはこちらをご覧ください。

Pick Upゼミ

論文も作品。言葉や体の表現から、人や生命について考える

演劇身体表現コース 富田 大介 教授

人間はホモ・ファーベルといわれるように、作ることを好む生き物です。なので、芸術や芸能は人が生きることとつながっています。演劇身体表現コースでは、劇場や舞台のことはもちろん、日常生活での演技や振る舞いについても学びます。ゼミでは「人はなぜ踊るのか、なぜ物語るのだろう、劇的とはどういう事象なのだろうか、私の体はどこまでが自分のものか」といった問いに向き合うこともあります。学生の卒論のテーマは、芝居、ダンス、能、歌舞伎、ミュージカル、あるいは演説やケア、雰囲気にいたるまでさまざまです。自ら問いを立て、解決することの楽しさを経験してみてください。

論文も作品。言葉や体の表現から、人や生命について考える

音楽の魅力を伝えよう

音楽学コース 和田 ちはる 准教授

音楽学コースでは音楽が関わるあらゆるものごとが考察の対象です。各自が自分のテーマを選んで探究し、それが最終的に卒業論文として結実します。クラシック、ジャズ、J-pop、映画やゲームの音楽など関心の幅は広く、楽曲そのものに目を向けるほか、それが聴かれてきた歴史や、音楽が果たす役割に注目する人もいます。入学後に学ぶ西洋音楽の歴史や理論は、音楽について考え、またその考えを他人に伝えるための重要なツールです。それを使って音楽の魅力、すなわち自分の「好き」や「おもしろい」がどこからきているのか、その音楽がそう聞こえるのはなぜかといったことを、さまざまな角度から追究していきます。

音楽の魅力を伝えよう

卒業論文のテーマ例

  • ドラァグクイーンの美しさ~装いの美と精神の美~
  • 『ウエスト・サイド・ストーリー』におけるダンスシーンの効果
  • ジブリ作品の食事シーンが注目されるわけ
  • なぜ東京ディズニーランドでディズニーグッズを身につけるのか
  • カラヴァッジョの斬首の表現について
  • 鏑木清方が描く芝居絵
  • デイヴィッド・リンチの映像表現における美術の影響
  • トーキーがアメリカ社会にもたらしたもの
  • 宮城道雄《春の海》における「西洋らしさ」とは何か
  • 東アジアはなぜ音楽文化の中心地にならなかったのか

Student's Voice

文学部 芸術学科4年 七島 直希 兵庫県 加古川西高等学校 出身

広く芸術を見る目を養い、将来は学芸員に

大学での学びを活かした仕事に就きたいと考え、学芸員の資格を取得できる芸術学科に決めました。1年次から西洋美術史を学ぶなかで、最も印象に残っている授業は「美術史の理論と方法」です。西洋美術史研究の足跡をたどっていくと、「これまでの研究が西洋中心的だったのではないか」という批判的視点があることを知り、驚きました。現在は、授業で出会い感銘を受けたフランスの19世紀の画家「オディロン・ルドンの装飾芸術」をテーマに卒業論文の執筆を進めています。卒業後は大学院に進学して学びを深め、将来は学芸員になることが目標です。資格を取るために履修する学芸員科目では、学芸員の方が授業を行ってくださるので、実際の業務への理解も深まり参考になっています。

文学部 芸術学科4年 七島 直希 
兵庫県 加古川西高等学校 出身

教員情報

卒業後の進路

入試情報

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