学び
世界中の舞台は自分の世界を広げてくれる【身体表現論概説P/S 穴澤万里子教授(文学部)】
授業では、身体表現とは何なのかを哲学的に学び、世界中のさまざまな舞台作品を見ていきます。身体表現や生と死とは何なのか、舞台の起源など難しい内容が多いですが、先生が面白い話を交えてわかりやすく講義してくれるので、理解が深まります。
レポートは授業で取り扱った内容から好きなトピックを選び、書籍を調べて作成します。自分の興味のある内容で書けるので、大変なレポート作業も楽しく作成できます。私はブロードウェイのロングランについてレポートを作成しました。宝塚やバレエ、ウエスト・サイド・ストーリーなど自分の好きな作品について書いている人もいました。
穴澤先生はとても気さくで親しみやすく、おすすめの映画や舞台を教えてくれます。人数の多い授業ですがリアクションペーパーなどでコミュニケーションを密に取れるのも魅力です。リアクションペーパーは感想だけでなく自分の好きな作品を紹介したり、与えられたテーマについて書くこともあり、舞台が好きな人は先生に自分の舞台愛を存分に伝えられます。
普段は見ないジャンルの舞台作品を見たり、普段は考えない「生と死」を考えたり、今まで見てこなかった世界が見れるので自分の知見を広げることができる授業です。
学生広報委員
樋口琴音(芸術2年)
※2022年度の授業情報です。
世界中の舞台作品を見られます。自分の好きな作品と出会えるかも。
白金通信2023年夏号(No.515)掲載