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2024年5月23日

ホープカレッジ(アメリカ)の学長ご一行をお迎えしました

アメリカ合衆国ミシガン州ホランドに所在するホープカレッジは本学の初めての海外協定校として、本学と長きに渡って交流を持っております。2024年5月20日に、同校のMatthew Scogin学長やAlfredo Gonzales名誉副学長、Amy Quincey国際センター長、日本語教育ご担当のYoshiko Tsuda先生、およびScogin学長のご家族が、本学白金キャンパスにお越しになりました。

 ご一行はまずチャペルや記念館、インブリー館にて明治学院の歴史についての説明を受けました。特に、1960年代の東京オリンピックに伴う国道一号線の拡張工事から記念館やインブリー館を保護するために、曳家(ひきや)の技法により現在の位置に移動させたというお話に興味を持たれていました。また、説明を担当した歴史資料館の小杉氏がホープカレッジの先生との約20年前の交流の経験をお話ししたところ、その先生はScogin学長の学生時代の指導教員であったことなど、思わぬ縁にも話が弾みました。

 続いて、ご一行は今尾学長(法学部教授)を訪問され、森副学長(国際学部教授)、野口国際センター長(国際学部教授)を交えて会談を行いました。日米の大学経営や現代の学生が置かれた経済状況を踏まえての有用な援助について、両大学の学生スポーツを通じた交流の可能性などについて意見を交換しました。ホープカレッジからは、同校への明治期の日本人留学生で、卒業後に本学に連なる系譜の学校でも教鞭をとられた大儀見元一郎のレリーフが本学に贈呈されました。

 会談の後には記念館に場所を移し、現在本学で実施中のホープカレッジ短期留学プログラムの引率教員であるChoonghee Han先生とMihyun Han先生、本学の大野副学長(経済学部教授)、黒田副学長(法学部教授)、坂本国際センター長補佐(経済学部専任講師)らも合流して、盛大な交歓会が催されました。Gonzales副学長が両校の交流の歩みや、両校の教育方針に共通する精神性についてお言葉を寄せられると、森副学長からはコロナ禍で停滞した両校の交流が順調に回復しており、さらなる発展を見せることへの期待のメッセージが発せられました。

 ホープカレッジとの約60年に渡る交流に、新たな歴史が刻まれる一日となりました。今後も本学とホープカレッジの関係が発展していくよう、両校の出席者が想いを共有しました。

 

(国際センター)

インブリー館にて説明を聞くご一行
学長との打ち合わせ
夕食会

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