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学び

世界の詩を学び、創造のきっかけをつかむ【国際学部 助川哲也ゼミ】

皆さんは詩を書いたこと、学んだことはありますか? 助川ゼミの演習1では、「世界の詩、自分の詩」を授業テーマにし、近代から現代にいたる世界的に著名な詩人の作品を取り上げ、その時代背景と各詩人の感性、創作の秘密を学んでいきます。作品や詩人について学ぶだけではなく、それらをもとに2週に1度提示されるテーマに合わせて自身で詩を書き、朗読会を開催します。

インド出身のタゴール、チリ出身のパブロ・ネルーダ、フランス出身のアルチュール・ランボー、日本出身の宮沢賢治など、世界各国のさまざまな詩人の生い立ち、作品を知ることによって、人生の教訓や重要な事柄に関しても学びを得ることができます。また、課題として提示される詩のテーマは各回さまざまで、「不自由と自由」「感受の心」「Voyant(見る者)」「シュール・レアリズム」など、一見難しい内容に思えますが、詩人の人生や作品を学んだあとに書き始めると、言葉が自然と浮かんできます。

世界的な詩人となった彼らの作品と人生を学ぶことは国際的な教養において大切なことです。座学としてそれらを学ぶだけではなく、自らが表現者となり詩を書くノウハウを養っていくことは、自分の人生にとても役に立つ経験になります。詩や表現の奥深さと美しさを学んでみたい方におすすめです。

学生広報委員
関本詩音(国際3年)

金子みすゞの詩や人生に関しての授業。

白金通信2023年春号(No.514)掲載

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