目次
- 明学は「都会的な私学」。でも人は気さくでのどかな環境も
- ――皆さんの地元・長野県小諸市と明学とのつながりは、明治学院第1期卒業生の作家・島崎藤村が小諸義塾で教えていたことがきっかけです。島崎藤村にはどんな印象がありますか?
- ――高校時代に思い描いていた、明学へのイメージは?
- 自治体推薦入試がきっかけで、地元が好きに
- ――選抜はどのように行われたのですか?
- ――自治体推薦入試制度があって、よかったですか?
- コロナ禍でも、工夫をすれば仲間はできる
- ――コロナ禍の学生生活。大変なことは?
- 政治学科独自の「基礎ゼミ」「フィールドワーク」で、学びのスキルが身につく
- 「気づき」が得られる充実したボランティア活動支援
- ――ボランティア活動には参加していますか?
- ――最後に、受験を控えた高校生へのメッセージを!
明学は「都会的な私学」。でも人は気さくでのどかな環境も
――まずは皆さん、自己紹介からお願いします。
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中嶋悠貴さん
(以下、中嶋)今年の春に明学を卒業して、小諸にUターンし、地元に就職しました。明学と小諸市が連携する自治体推薦入試制度で、法学部政治学科に入学した1期生です。
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鷹野由奈さん
(以下、鷹野)私は2期生で、現在4年生です。コロナ禍で授業がオンラインになったのをきっかけに、2年生の春から小諸に戻り、対面授業がある時だけ白金キャンパスに通っています。
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野口美咲さん
(以下、野口)私は4期生で、この春2年生になりました。横浜市内で一人暮らし中です。
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宮内綜一郎さん
(以下、宮内)僕は1年生で、5期生です。今日、顔を合わせて初めて知ったのですが、野口さんとは小学校から大学までずっと同窓だったみたいです。
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野口
しかもお互いの妹が同級生。世間は狭いですね。
――皆さんの地元・長野県小諸市と明学とのつながりは、明治学院第1期卒業生の作家・島崎藤村が小諸義塾で教えていたことがきっかけです。島崎藤村にはどんな印象がありますか?
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鷹野
小学生の頃、学校行事で藤村記念館に行った記憶があります。代表作の『破戒』を書いたのは小諸時代ということもあり、地元では有名です。
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野口
中学時代に一冊読んでみようと、『桜の実の熟する時』に挑戦しました。でも漢字が難しくて挫折(笑)。明学時代を描いた作品でもあるので、いずれ再挑戦したいです。
――高校時代に思い描いていた、明学へのイメージは?
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中嶋
キャンパスが白金と横浜。しかもミッションスクールなので、「都会的な私学」という印象でした。地方の高校生だった僕には正直、近づきがたいなって。
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野口
同感です。「女子は全員お嬢様、男子はパリピに違いない。私とは口をきいてくれないんじゃないか」って(笑)。でも全然違いました。一見オシャレな人も話してみれば気さくだし、地方出身者もたくさんいます。それに1・2年生が通う横浜キャンパスは、キャンパス内でリスを見かけるほどのどかなムードです。
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宮内
僕は小学生の時、明学で行われたクリスマスツリー点灯式で合唱をする友だちの付き添いで、白金キャンパスに来たことがあったんです。チャペルやインブリー館を見て、子ども心に「ここだけ外国みたい」とワクワクしました。
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野口
実は私も、小学生の時に点灯式で合唱しました! 『平和の鐘』を唄ったことと、パイプオルガンに感動したことを、今でも覚えています。
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宮内
そうだったんですか? でも当時は、まさかここで自分が学ぶことになるとは思っていませんでしたよね。