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心理学科 Department of Psychology

心理学に基づく分析力・実践力のある人材を育成

“人と社会との関わりを重視した心理学”が心理学科の特徴の一つです。こころのメカニズムの科学的理解、複雑化する社会の中でどのような人や状況にも対応できる力、つまり、心理学に基づく分析力・実践力を身につけます。こころの科学的解明に興味を持ち、身につけた心理学の知識や研究方法を応用した社会貢献を志す学生を歓迎いたします。

心理学科の特色

Point 01進路モデル


企業・ビジネスモデル

  • 一般企業への就職を目指します
  • コミュニケーション力や問題解決力が、高い就職率として結実
  • IT・マーケティング・データ解析・カウンセリング・人事
  • 公務員・教員モデル

  • 国家公務員心理職(家庭裁判所調査官など)、地方公務員(児童相談所・県庁・警察官など)、中学・高校教員を目指します
  • 心理専門職モデル

  • 公認心理師・臨床心理士などの心理職資格取得を目指します
  • スクールカウンセラー、医療機関心理士、教育相談員、児童福祉施設心理職など実績多数
  • 研究者モデル

  • 大学、企業・自治体の研究所などでの研究者や教員を目指します
  • 本学大学院に加え、他大学大学院への進学実績多数

  • Point 02国家資格である「公認心理師」養成カリキュラムへの完全対応

    2018年4月以降の入学者は、指定された科目を在学中に全て修めて卒業後、大学院において指定された科目を全て修める、または、厚生労働省・文部科学省が指定する機関において指定された期間の実務経験を得ることにより、公認心理師国家試験の受験資格を取得することができます。


    Point 03留学や国際交流も視野に入れた心理学のための英語教育

    先進的な海外の研究動向を理解するために、「心理学英語講読A・B」などの科目を通して英語文献に触れます。また積極的に海外で学びたい学生の留学をサポートしています。


    Point 04実験・実習によりスキルが身につくカリキュラムの充実

    Web・質問紙調査の計画、心理実験プログラムの作成、心理テストの体験など、専門性の高い実習を通して社会に役立つ実践的なスキルを習得します。


    Point 05キャリア教育の充実化を図り多彩な進路選択が可能に

    心理学科独自の就活支援ワークショップを開催し、希望者に対するサポートを実施しています。白金心理学会主催の大学院進学イベントも開催しています。


    Point 06徹底した少人数教育で実用的スキルを身につける

    入学後すぐに始まる「基礎演習」で心理学の学習法を学びます。その後も4年間を通して、少人数制による実験・実習科目や演習により実践的な心理学を学習、コミュニケーション力や問題解決力を養います。

    Program Structure(領域・流れ)

    1年次は心理学の基礎となる科目を学習し、少人数の演習で論理的思考などを養います。2年次は基礎科目、専門科目で学びを深め、科学的に心をとらえる方法の基礎を学習。3・4年次は10の実習科目を開講。5つの専門領域から自由に専門科目を選択します。ゼミでは自身のテーマを決め卒業研究に取り組み、論理的思考や問題解決力を養います。

    主な卒業論文テーマ

    • 対人関係が傍観者のいじめ関連行動にもたらす影響―「共感」と「役割取得」に着目して―
    • 顔年齢推定と衛生マスクの関連―コロナ禍による衛生マスク効果の変容に着目して―
    • 記述的規範と集団成員性が防災行動に及ぼす影響
    • 「居場所」の心理機能が中学生の学校生活スキルに与える影響
    • 大学生の老親扶養意識と親への親密性―ジェンダーの違いに着目して―
    • 大学生における自我同一性と二次元レジリエンスの関連性
    • 非致死性トラウマ体験後のコーピングと意味づけがPTSRおよびPTGに与える影響

    ※教職課程についてはこちらをご覧ください。
    ※ヘボン・キャリアデザイン・プログラムについてはこちらをご覧ください。

    Topics

    知覚・認知心理学

    五感からの情報処理、注意、記憶などの人間の認識の仕組みや働きについて科学的に明らかになった知見を学びます。非常に精巧で、ときに間抜けなこともおきる認知の働きの魅力や不思議さを理解し、日常に活かせる授業を目指します。

    公認心理師の職責

    公認心理師法の内容、公認心理師として守るべき事柄、他職種連携、スーパービジョンなどを取り上げます。公認心理師には、心理職としての知識やスキルだけではなく、社会的責任が求められることを理解していただくことがねらいです。

    教育・学校心理学

    いじめ、不登校、友人関係のトラブルなど、学校で生じるさまざまな問題に適切に対応するための基本的な理論と方法を学びます。

    私の学び

    岡上 士門 Okaue Shimon 心理学部 心理学科3年次
    滋賀県 彦根東高等学校出身

    生活を豊かにする心理学を将来の糧に

    大学受験期に、心理学は「心や行動について科学的に研究する学問」と知り興味を持ちました。明学には心理学のさまざまな分野の先生が在籍しており、幅広く学べると考えて入学しました。2年次までは産業・組織心理学や知覚・認知心理学の基礎を学び、3年次からはゼミで認知心理学の理論を学習すると共に、講義動画の再生スピードと学習効果、個人の記憶容量との関係などを研究。現在ゼミ長を務めています。

    学びを経て、心理学には生活を豊かにする可能性が無限に秘められていると気づき、学習や研究の成果で他者に貢献したいという考えが芽生えました。将来は出版社など制作に関わる仕事に就き、明学で学んだことを活かして、娯楽を提供する立場から人々に貢献することを目指します。

    ゼミナール紹介

    心理学演習

    萩野谷ゼミ / 3~4年次 /
    萩野谷 俊平 専任講師

    心理学と切り離せない関係の「犯罪者プロファイリング」などに着目し、知見や理論、技法について考察していきます。

    環境心理学との関係が深い犯罪者プロファイリング

    犯犯罪者の行動パターンを分析して、犯罪捜査に使える情報を得ようとする技術が、犯罪者プロファイリングです。犯罪者プロファイリングには、いくつかの分析手法がありますが、なかでも、環境心理学との関係が深い手法に、地理的プロファイリングがあります。地理的プロファイリングでは、事件現場の地理的な分布などから、犯人の活動拠点(住居、職場など)がある可能性の高い地域を推定する「拠点推定」や、これから犯人が事件を起こす可能性の高い地域・場所・時期を推定する「犯行予測」が行われます。これらの分析は、環境犯罪学と呼ばれる分野で提案された犯罪者の地理的行動パターンを説明するいくつかの理論に支えられています。

    心理学とのつながり
    犯罪者プロファイリングでは、いずれの分析方法でも、統計的な予測モデルを利用した分析が頻繁に利用されます。これらのモデルは、表面的には単なる数字的なモデルで、心理学とは無縁のように見えるかもしれません。ですが、実際にはどのモデルも心理学的な理論をもとに考案されたものであり、心理学とは切り離せない関係にあります。また、犯罪者プロファイリングの実務では、統計的な分析と合わせて、事件に合わせたさまざまな事例分析を行います。この事例分析では、現在の統計モデルに含まれていない情報や、統計的な分析をするにはデータが少なすぎる、めったに見られないめずらしい行動などを評価して、分析結果に反映します。

    心理学部オリジナルサイト

    心理学科の正課授業の中で取得が目指せる資格

    こちらをご覧ください。

    入学試験制度一覧

    入学案内 (入試情報)

    人材養成上の目的・教育目標

    心理学部心理学科は、心理学部の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、心理学科の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。

    心理学の方法論ならびに各自の関心のある領域に関する専門的な知識や技能を獲得する。その上で、自己理解をふまえ、他者との関わりを通じて豊かな人間性と幅広い視野を養い、現代社会の様々な課題に取り組む積極的な姿勢と実践力を身につけることをねらいとする。

    卒業の認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)

    心理学部心理学科は、心理学部の「卒業の認定・学位授与に関する方針」に基づき、心理学科の「人材養成上の目的・教育目標」に沿った人間を育成するため、所定の期間在学するとともに124単位を修得し、次の能力を身につけることを卒業認定と学位授与の要件とする。

    1. 心理学の方法論ならびに各自の関心のある領域に関する専門的な知識や技能を獲得している。
    2. 自己理解をふまえ、他者との協調的・共生的関わりを通じて豊かな人間性と幅広い視野を養い、現代社会の心理的課題に取り組む積極的な姿勢と実践的心理支援力を身につけている。
    3. 自己の心理学的理解をもとに、生涯にわたる自己と他者のキャリア発達を展開し、総合的に支援する力を身につけている。

    教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)

    心理学部心理学科は、心理学部の「教育課程の編成および実施に関する方針」に基づき、心理学科の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「卒業の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。

    1. 心理学部の教育理念「こころを探り、人を支える」の意義を理解し、現代社会が提示する多様な問題に積極的に取り組む姿勢を養うため、心理学を基盤とした自己理解力、他者理解力、関係性理解力、問題解決能力を培う。
    2. 心理学の方法論を基盤とし、その上に、心理学の多様な領域に関する専門的な知識や技能を得る講義、演習、実験・実習といった多様な科目を配置して、初年次からの段階的・体系的な教育を実践する。きめ細かな少人数教育を実施する。さらに外国語文献による専門学習を行う。
      ・1年次:基礎的なアカデミックリテラシーの習得ならびに心理学に関する基礎的知識・スキルの学習
      ・2年次:参加体験型学習による心理学の基礎的リテラシーの定着と理解
      ・2~3年次:心理学の中核部分の学習(実験・実習、心理学の各領域についての知識の修得、外国語文献による心理学についての学習)
      ・3~4年次:演習および専門科目による専門学習の深化(講義、実験・実習)、心理学の方法論の実践(卒業研究)
    3. 明治学院共通科目と心理学科科目、他学科科目を配置し、豊かな人間性と幅広い視野を養う。
    4. 学習成果の評価にあたっては、明確な成績評価基準を策定し、学生に提示する。
    5. 公認心理師に配慮したカリキュラムとする。

    その他、所定単位を修得することによって多文化共生ファシリテーター/サポーターの認証資格取得も可能である。

    入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)

    心理学部心理学科は、心理学部の「入学者の受入れに関する方針」に基づき、心理学科の定める「人材養成上の目的・教育目標」に照らして、心理学科の「卒業の認定・学位授与に関する方針」および「教育課程の編成および実施に関する方針」に沿って、次のとおり「入学者の受入れに関する方針」を定める。

    1. 求める人材像
      1. 心理学科における教育課程に取り組む前提として、知識・技能、思考力・判断力・表現力等において、高等学校等で修得すべき基礎的な能力を身につけている。
      2. 本学の教育理念である“Do for Others(他者への貢献)”を理解・共感し、現代社会に生起する様々な問題に関心をもち、心理学の主体的な学びを通して共生社会の担い手となる意欲をもっている。
      3. 心理学部の教育理念「こころを探り、人を支える」の意義を理解しこころを科学的に探求する意欲を持っている。
      4. より良い人間関係と、より良い社会を創ることに興味・関心を持っている。
    2. 入学者選抜の基本方針
      上記「求める人材像」に掲げる基礎的な能力、意欲や興味・関心をもっているか否かを評価する。
    3. 入学者選抜の種類と評価方法
      入学者選抜の種類として、一般入学試験による「全学部日程」、「A日程」のほか、大学入学共通テストを用いた「大学入学共通テスト利用入学試験」がある。そのほか「自己推薦AO入学試験」、「指定校推薦入学試験」、「系列校特別推薦入学試験」、「私費外国人留学生入学試験」などの特別入学試験がある。評価方法も試験の種類によって、筆記試験のほか小論文により論述表現力を重視するものや面接により資質と意欲をみるものなどがあり、これらの試験を通じて本学科で学び、社会で活躍する人材を選抜する。

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